おふろ ダイエット 湯船 入り方

おふろ×ダイエット

おふろの入り方次第でダイエット効果が変わる!?おすすめの入浴法と+αの工夫

2025-06-25

「おふろに入るだけで痩せられたらいいのにな…」
そんなふうに思ったことはありませんか?実は、おふろの入り方を少し意識するだけで、ダイエット効果を高めることができるといわれています。
温熱作用や水圧、血行促進など、おふろには代謝アップにつながる要素がたくさんあります。しかし、ただなんとなく入っているだけでは、その効果を十分に活かせないかもしれません。

この記事では、おふろの入り方がダイエットに重要な理由をはじめ、すぐに実践できるおすすめの入浴法を分かりやすく紹介します。毎日のバスタイムを“ながらダイエット”の時間に変えて、無理なく続けられる新習慣を始めてみましょう!

なぜ“おふろの入り方”がダイエットに重要なのか

おふろには代謝アップを促すさまざまなメカニズムが備わっているため、正しく入ることでダイエットをサポートしてくれます。

お風呂で分かりやすい第一の作用は何といっても「温まる」こと、つまり温熱作用 です。しかしそれ以外にも、気づきにくい意外な第二、第三の作用があります。それは「静水圧(せいすいあつ)」と「浮力」です。

出典:むくみも疲労も回復!お風呂に肩まで浸かるべき理由|All About

おふろダイエットの主な効果は、温熱作用・静水圧・浮力という3つの物理的な刺激によって生まれます。まず、お湯の温熱によって身体がじんわりと温まり、血管が広がって血流が促進されます。それにより、酸素や栄養素の巡りが良くなり、基礎代謝の向上や老廃物の排出を後押ししてくれるというわけです。

また、湯船の中では体にかかる水圧が血液やリンパ液の循環を自然と助けてくれるため、むくみの改善にもつながります。そして、浮力が働くことで身体の重さが軽減され、筋肉や関節の負担が和らぎ、リラックス効果も期待できます。

ダイエット 女性 ウエスト

ただし、なんとなくおふろに入っているだけでは、これらの効果を十分に引き出すことはできません。「お湯の温度」「浸かる時間」「入浴のタイミング」を正しく意識することが、ダイエットの観点では非常に重要です。

就寝前や食事前のタイミングで適温に入浴することで、ホルモンバランスが整い、太りにくい体質づくりにもつながるとされています。逆に、熱すぎるお湯に長時間浸かったり、体調がすぐれないときに無理をして入ったりすると、かえって身体に負担をかけてしまう可能性があります。

おふろを“なんとなく入る時間”ではなく“体を整える時間”であると、入り方を意識することで、毎日のバスタイムがダイエット習慣へと変わっていくでしょう◎

ダイエットにおすすめのおふろの入り方3選

おふろダイエットに取り組むうえで、どのような入り方をすれば効果的なのかは気になるところですよね。ここでは、ダイエットをサポートするおすすめ入浴法を3種類紹介します。それぞれのポイントを押さえて、無理なく“ながらダイエット”を始めてみましょう。

基本の全身浴|温度・時間・タイミングを押さえるだけ

まず取り入れやすいのが、全身浴によるシンプルな入浴法です。肩までしっかりと湯船に浸かることで、温熱作用・浮力・水圧のすべてを活かしやすく、代謝アップや血流改善につながるとされています。

おすすめの条件は、以下の通りです。

・お湯の温度:38〜40℃のぬるめ
・入浴時間:10〜15分程度
・タイミング:食前または就寝前

空腹時に入浴すると、脂肪が燃焼されやすくなるといわれています。また、寝る前に身体を温めることで副交感神経が優位になり、睡眠の質が向上することによって、痩せやすい体質へとつながる効果も期待できます◎

おふろ 湯船 半身浴

半身浴|じっくり温まりながらリラックスしたい方に

「長時間の入浴が好き」「のぼせやすい体質で全身浴が苦手」という方には、半身浴がおすすめです。みぞおちあたりまで湯に浸かり、じんわりと身体を芯から温めていくスタイルです。

・お湯の温度:38℃前後のぬるめ
・入浴時間:20〜30分程度(上半身が冷えないようタオルを)
・リラックス方法:読書や音楽と組み合わせる

下半身に集中する水圧で、足のむくみ改善や血流促進にも効果的だとされています。汗もかきやすく、リラックスしながら代謝アップを目指せるのも魅力です。

高温反復入浴法|短時間で発汗&代謝をブースト!

「忙しくて長湯できない」「短時間で汗をかきたい」という方にぴったりなのが、高温反復入浴法です。40℃程度の熱めのお湯に、短時間で数回入浴を繰り返すことで、心拍数と代謝を一気に高める入浴法です。

(前略)10分の入浴で約80kcal消費するとされており、通常の入浴消費カロリーの2倍になります。
高温反復法のやり方は下記の通りです。

①40度のお湯に3分浸かる
②お湯から出て頭を洗いながら休憩する
③再びお湯に3分浸かる
④お湯から出て体を洗いながら休憩する
⑤再びお湯に3分浸かる

休憩を挟みながら入浴を3分間、合計3回行います。お湯の温度は40度〜42度に設定しますが、初めて行う場合は40度に設定しましょう。(後略)
出典:お風呂ダイエットは本当に痩せる?検証結果と効果的な入浴方法をご紹介|ofuro media

同じ入浴時間でも、2倍のカロリー消費ができるのは嬉しいポイントです。ただし、心臓に負担がかかりやすい入浴法なので、体調がすぐれないときは避けましょう。

おふろダイエットの効果をさらに高める+αの工夫

おふろ 入浴剤 リラックス

おふろダイエットの効果をより実感したいなら、入浴にちょっとした工夫をプラスしてみましょう。

まずおすすめなのが、発汗系の入浴剤の活用です。炭酸ガス入りやカプサイシン成分、塩系などを選ぶと、発汗や保温効果がアップするそうです。お湯の温熱作用が高まるだけでなく、香りによるリラックス効果も得られるのが魅力です。

また、湯船の中でのマッサージや軽いストレッチもおすすめです◎足首から太ももに向かってさすったり、二の腕をもんだりするだけでも血流が促進され、むくみ改善や脂肪燃焼をサポートしてくれます。さらに、入浴後の軽い運動も効果的です。身体が温まって筋肉がほぐれた状態は、脂肪が燃えやすいゴールデンタイムです!5分程度のストレッチや軽い筋トレでも十分に効果があるので、水分補給しつつ、無理なく続けていきましょう。

正しい入り方で、おふろをダイエットタイムに

おふろダイエットは、特別な道具や激しい運動がいらず、日常に無理なく取り入れられるのが魅力です。とはいえ、ただ入浴するだけでは効果を最大限に引き出すことはできません。

お湯の温度・浸かる時間・タイミングを意識し、全身浴・半身浴・高温反復入浴法など、ご自身に合った方法で取り組むことが大切です。さらに、発汗系入浴剤やマッサージ、入浴後の軽い運動などを組み合わせれば、より効率的に“痩せやすい身体づくり”を目指せます。

リラックスと代謝アップを同時に叶える“おふろ時間”。今日から、入り方を少し変えるだけで、ダイエットを習慣にしてみませんか?

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編集部おふろ部

おふろ好きを増やし、おふろを「持続可能な文化」として継続していくため、給湯器などの製品を国内外に展開する住宅設備機器メーカーであるノーリツがおふろのプロとして運営しています。薬機法管理者の観点からも安全で信頼できるお役立ち情報を届けするとともに、おふろ部の活動についても発信していきます!

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