おふろ×健康

お風呂の起源とちょこっとエピソード 

2025-02-20

こんにちは! 

最近鼻水が止まらない川崎です。 

唐突で申し訳ないのですが、この前ふとお風呂に入ったとき、思ったことを聞いてほしいです!先日、お風呂っていつからあるんだろ?と思い、調べてみたんですけど、お風呂って意外と歴史が長いんです!! 

おふろは日本人にとって生活の一部であり、とてもリラックスできる大切な時間です。しかし、日常的に親しまれているお風呂にも、意外と知られていない面白いエピソードや歴史が隠されているのです!ここでは、そんな「知られざるおふろの話」をいくつかご紹介していきたいと思います。 

①お風呂の起源 

まず、お風呂の起源についてです。 

日本での入浴文化は、飛鳥時代にあの仏教の影響を受けて広がったと言われています!当時、寺院に併設された「浴堂」と呼ばれる場所で僧侶たちが心身を清めるために入浴をしていました。そんな早くからお風呂に浸かれていた僧侶さんたち羨ましい…。

一方、僕みたいな一般庶民が入浴をするようになったのはその後のことで、当初は病気を治すためや体を浄化する儀式的な意味が強かったらしいです!月日が流れ、江戸時代に入ると、銭湯が増えて一般庶民も気軽にお風呂を楽しむようになり、現在のようなリラックス目的の入浴習慣が定着しました。

さらに、江戸時代の銭湯には「蒸し風呂」という今とは異なるスタイルも存在しているんですよ!蒸し風呂とは、文字通り蒸気で温まるもので、湿度が高くなった室内で汗をかくタイプの入浴法です。

江戸の銭湯では、「湯屋」と呼ばれる男女共用の大浴場も存在し、現代の感覚では考えられないような開放的な雰囲気で、人々が社交を楽しんでいました。(サウナみたいなもんかな?)そんな、人々が裸で会話を楽しむ「裸の付き合い」の文化は、江戸時代に培われたものだったのです。 

江戸時代の入浴文化のおかげで今の楽しい銭湯があると思うと感慨深いです^^ 

僕自身も友達とよく銭湯に行って裸の付き合いをするのですが、あの開放的な空間のせいなのか、つい楽しくなって話すぎてしまいます…. 

なんといってもサウナに入った後に水風呂に入る。その後に行う外気浴で整う。この工程がたまらなく好きで、江戸時代には感謝しかありません! 

②お風呂に入るメリット 

また、お風呂には体に良い効能がたくさんあります!! 

現代の科学では、お風呂に浸かることで体温が上昇し、血流が良くなることが分かっています。そのため、疲れが取れたり、筋肉のこわばりが解消されたりするのです。 

また、お風呂でリラックスすると副交感神経が活発になり、ストレスが軽減され、よく眠れるようになるという研究結果もあります。さらに、「ヒートショックプロテイン」という体内のタンパク質が増加し、免疫力が高まるとも言われています。 

ヒートショックプロテイン(HSP)は、ヒトのみでなくほとんどの生き物が持っている、ストレスから身を守るためのタンパク質です。ヒトをはじめ生き物は、絶えず様々なストレスを受けます。しかし、ストレスのたびに死んでしまっては、種を存続していくことはできません。(中略)ストレスによって起こる傷害を修復する、または傷害が起こらないように防いでくれるのがHSPです。(後略) 

出典:ヒートショックプロテインで元気に! | ~健康応援マガジン~カラダととのエール | 株式会社バスクリン

たしかに、お風呂に入った日は疲れがとれたり、リラックスできたなと感じます! 

特に湯船にしっかり浸かることで、シャワーよりも体が軽くなった気がします。 

やっぱりお風呂は最高。。。 

次に皆さんにお伝えしたいことは、日本各地にある数多くの「温泉地」についてです。実はそれぞれの温泉には各々違った独特の成分が含まれており、効能も異なるという面白いお話です。 

例えば、草津温泉は強酸性の泉質で、殺菌効果が高いことで知られています。ほかにも、硫黄泉や炭酸泉など、それぞれ異なる泉質に応じて、肌の健康や筋肉の痛みの緩和に効果的とされています。温泉の効能は昔から人々に親しまれており、温泉街には湯治と呼ばれる長期間の滞在を通じて、体調を整える文化が根付いているとか。 (※)

こんな効能がある草津温泉があるなら草津のお医者さんは暇そうです… 

※・・・参考https://www.yumomi.net/senshitsusyugi/sterilization

③お風呂文化の興味深いところ 

さらに、日本のお風呂文化の面白い点として、「お風呂でのタブー」についても挙げられます。 

たとえば、日本のお風呂では湯船で体を洗うことはマナー違反とされています。これは、湯船がリラックスの場であると同時に、多くの人が共有する場だからです。湯船に入る前にはシャワーで体をきれいにするのが一般的なマナーとなっています。 

また、温泉や銭湯では刺青(タトゥー)を入れた人の入浴が禁止されることも多いです。これは、江戸時代に刺青が罪人の象徴とされていた歴史的背景などが根付いているためです。しかし、近年では海外からの観光客が増え、タトゥーに対する見方も徐々に変わりつつあります! 

日本のお風呂文化は、歴史や地域性に根ざし、時代と共に変化を続けています。現代の日本では、自宅のおふろや銭湯だけでなく、スーパー銭湯やスパ施設も人気を集め、さまざまなスタイルで入浴を楽しむことができるようになっています。自宅での入浴習慣がある日本人にとって、おふろは単なる洗浄の場ではなく、心身をリフレッシュする重要な空間です。 

↓↓↓合わせてこちらの記事もご覧ください↓↓↓

温泉ソムリエが教える 入浴のHOW TO ー入浴法編

【早坂教授インタビュー】入浴のプロが答えるいいおふろとは?(前編)

免責事項 

アバター画像

もすもす

友達と行うこと全般が好きです。例えば、ドライブや筋トレ、たまにするサッカーなどです。いつもそうして遊び疲れた体がお風呂に癒されてます!適正温度は40℃です!!

このライターの記事一覧

  • 前の記事を読む
  • 次の記事を読む

カテゴリー