


2025年8月19日(火)、仙台市水道局が主催する「水道フェア2025」が、せんだいメディアテーク1階オープンスクエアで開催されました。
仙台市水道局は、おふろ部と連携して活動いただいている自治体のひとつ。今回も会場内に「おふろ部ブース」を設け、学生と水道局職員が一緒になってワークショップを実施しました。本記事では、水道フェアの概要と、おふろ部ブースの様子をレポートします。
家族で学んで楽しむ!水道フェアとは?
水道フェアは、仙台市民が水に親しみながら、その大切さを学べる参加型イベントです。
会場には、浄水場の仕組みを実験を交えて紹介する「浄水場ラボ」、水道工事を疑似体験できる「水道工事お仕事体験」、そして水道メーターのガラスを再利用して作る「ペーパーウエイト工作」など、多彩なブースが並びました。
さらに、仙台市水道局キャラクター「ウォッターくん」や、みやぎ応援ポケモン「ラプラス」も登場。子どもたちと写真撮影ができるほか、伊達武将隊による打ち水イベントや、音楽・トークショーもあり、夏休みの自由研究や家族のお出かけにぴったりな内容でした。
会場内には「災害に強い水道」を紹介する展示もあり、災害時の応急給水や家庭でできる備えについて知ることができました。楽しみながら学べる工夫が随所にあり、多くの来場者が足を止めて体験していたように感じます。
大人気!おふろ部ブースの「バスボム作り」
仙台市といえば、東北福祉大学が6年前からおふろ部に参画しており、現在も学生たちがライターとして活躍しています。今回の水道フェアでは、その学生たちが中心となっておふろ部の「バスボム作りワークショップ」を担当しました。
ワークショップは全6回実施され、なんと各回とも満席!特に午後の部は開始早々に整理券が完売するほどの盛況ぶりで、お子さんを中心に幅広い世代の方々に楽しんでいただきました。


進行役の学生が全体をリードし、他のメンバーは参加者一人ひとりを丁寧にサポート。子どもの目線に合わせて腰を下げ、言葉を選びながら話しかける姿が印象的でした。時折笑い声があがり、子どもたちと積極的に会話する様子は、単なる「体験イベント」以上の温かい交流を感じさせました。
準備から片付けまでをすべて学生が主体的に行い、場の雰囲気づくりにも一役買っていました。水道局職員と連携して取り組むことで、市民と大学生、そして行政が一体となった取り組みとして大きな価値を持ったといえるでしょう。

また当日はミヤギテレビの取材も入り、学生たちはインタビューに応じる場面もありました。地域の若者が「水」と「お風呂」をテーマに活動している姿は、多くの来場者に新鮮に映ったのではないでしょうか。
学生の力がつなぐ、水と地域の未来
今回の水道フェアは、「普段なにげなく使っている水道について楽しく学べるイベント」として開催され、子どもから大人まで幅広い世代が参加しました。その中でも、おふろ部ブースのワークショップは「ものづくり」と「体験」を通じて水の大切さを実感できる企画として、来場者に高い関心を持っていただけたことを光栄に思います。

特に、大学生が主体的に場を運営する姿は、地域とのつながりを実感させるとともに、来場者にとっても親しみやすい空間を作り出していたように感じます。水道局職員と一緒に取り組むことで、専門的な知識と学生ならではの柔軟さが融合し、学びと楽しさが両立したブースとなりました。
地域のイベントからも広がるおふろ部の取り組み
仙台市水道フェアは、普段何気なく使っている水について考えるきっかけを与えてくれるイベントでした。おふろ部ブースも学生たちの丁寧なサポートと積極的な交流によって、子どもたちは楽しく学びながら、自分だけの入浴剤を完成させることができたのではないでしょうか。
おふろ部は、今後も仙台市水道局をはじめとした自治体と連携しながら、水やお風呂を通じて人々の暮らしに寄り添う活動を続けていきます。
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編集部おふろ部
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