みなさんこんにちは。
もう9月を迎えましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
連日大雨や台風のニュースが流れ、災害への備えをしっかりしておこうと思う日々です。
さて、話は変わりますが、今年度に入ってから、SNSで「風呂キャンセル」、または「風呂キャンセル界隈」という言葉が話題になりましたね。
「風呂キャンセル」とは、その言葉のとおり、お風呂に入るのが面倒等の理由で、お風呂に入らないことを言うようです。
私は入浴自体リラックスができて好きなのですが、確かに仕事が忙しい時期などは、少しお風呂に入ることが面倒と感じるときがありますので、わからないでもないな…と思います。
風呂に入らないことによるデメリットについて、ぱっと思いつくのは臭いが発生するなど、清潔感が失われることかなと思いますが、その他何かあるのでしょうか…。
ということで、今回は「風呂キャンセル」することによる、メリット・デメリットを考えていきたいと思います。
①「風呂キャンセル」することのメリットは?
風呂キャンセルをすることのメリットとして真っ先に思いつくのは、お風呂に入ることが面倒と感じる方は、その面倒なことをしなくてよいことが大きなメリットなのかなと感じます。
特に、髪が長い方やメイクをしている方は、風呂に入ることによる時間的な負担も増えますので、その点、その時間を別のことに活用できることは一つのメリットではないかと思います。
その他のメリットについては、色々と考えたのですが、特に思いつきませんでした…。
②「風呂キャンセル」することのデメリットは?
風呂キャンセルすることのデメリットは、お風呂に入ることによるメリットの裏返しとなります。
1)衛生面や臭い
人間は、普通に生活しているだけでも汗をかきます。特に、夏の暑い時期は、大量の汗をかきますね。
そういった汗を放置しておけば、臭いの原因になるとともに、雑菌繁殖の原因となってしまいます。
また、体臭の予防には、しっかり汗をかいて汗腺の機能を高めることが大切なため、運動で汗をかくことと、湯船に浸かりしっかりと発汗することが重要だそうです。
サラサラした「よい汗」は蒸発しやすく、皮膚を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑えるのでにおいが発生しにくくなります。こうしたよい汗をかくには、しっかり汗をかいて汗腺の機能を高めることが大切です。汗腺の機能を高める方法としては、運動で汗をかくことと、湯船に浸かりしっかりと発汗することです。(後略)
体臭対策は勿論、体臭予防のためにも、しっかりと入浴を行うことが大事なようですね。
2)疲労の蓄積
入浴には、リラックス効果があり、ストレスなどで疲れた体を休めてくれる効果があります。さらに、温浴効果によって手や足先などの末梢(まっしょう)神経が拡張し、血行が促されたり、筋肉や関節が柔軟になったりすることで、体の疲れをとる効果があります。また、湯に浸かった時の水圧も血液やリンパの流れに一役買っています。 体内の疲労物質や血液、老廃物が流れやすくなることで、疲労回復効果が得られるのです。
入浴により、こういった疲労回復・リラックス効果を得られるということは、「風呂キャンセル」をすることで、これらの効果を得ることができなくなってしまいます。
面倒で「風呂キャンセル」した結果、結局入浴していれば得られていた効果を受けることができないというのは、長い目で見ればとても損な気がしますね。
3)入浴による健康効果を受けることができない
入浴がもたらす健康への効果について、近年、新しいことが分かってきています。
①入浴の睡眠導入効果
(前略)一度体温を上げることで、入浴後に熱放出され効率よく体温を下げることができます。この体温の変動がスムーズな入眠および良質な睡眠に繋がるのです。
②入浴の疲労回復効果
(前略)血管拡張が促され血流が促進されて深部体温があがることで、疲労回復につながります。
③入浴の発汗効果
(前略)温められた血液が全身を回って体の深部体温を上げることで、新陳代謝もあがり汗腺が刺激され汗をかきやすくなります。汗をかくことで、老廃物の排出が促され皮膚環境の改善につながります。
入浴は健康に影響している…という漠然としたイメージはありましたが、具体的にリスクが減る…であったり、幸福度に影響しているということは、調べて初めて知りました。
若いうちから、健康のために入浴の習慣をつけて置くことが大事だなと感じました。
以上、メリット・デメリットをまとめてみました。
私としては、メリットより入浴しないというデメリットが多く、できる限り入浴をしたほうがいいと感じましたが、いかがでしょうか。
例えば、疲れているから入浴したくないと感じても、結果的に疲労をため込んでしまう…ということにもつながるため、無理をしない範囲でとはなりますが、皆さんも、ぜひ健康のため、入浴していただければと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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