こんにちは!貴様アアア!!逃げるなアアア!!責任から逃げるなアア。竈門颯太治郎です!
大学二年生の私が、厳しい部活の練習で追い込まれた日々を支えてくれたお風呂の存在に改めて気づき、その大切さをまとめました。当時の自分自身の努力や悔しさと、お風呂の癒しの力がいかに大きかったか、今振り返って見えてきたことを話します。
私は小学校から中学校まで、8年間野球を続けてきました。
シートノック、バッティング、バンド練習など監督の怒号も降りかかり、かなり厳しく、夏の暑さの中、汗と泥にまみれてボールを追いかける日々。特に中学3年の夏、神奈川県中学校夏期軟式野球大会に向けての追い込みは過酷でした。
まず夏の大会が近づくと、朝の練習が始まります。夏の暑さを避けるために早朝の涼しい時間帯にすることが多いからです。さらに朝練後学校の授業を重ねてからの放課後練習という形になるので、とてもハードな1日が続いていました。
練習中では真夏の炎天下での練習になるので、水分補給はもちろんのこと、日々の栄養補給まで意識してバテない体作りを徹底することを常に意識しています。
私の学校は強豪校ではなかったのですが、監督が大阪出身ということもあり、野球愛が強いのかは分かりませんが、まず初めの基礎となってくるチームの戦略だけではなく、個々の選手の技術力まで対応していく形となりました。
ピッチャーはコントロールや急速を上げるために投球練習やシャドーピッチングを、バッターはバッティングホームの見直しを、監督と一対一で行います。
私自身は守備の方に力を当時は入れており、サードを守っていました。守備が近いショートの人との連携確認や、サードは1番強い打球が飛んでくる+ファーストから1番遠い距離に位置しているため、肩の力を強化するべく、全身の筋肉を鍛えて運動性能を上げることを目標としました。
速い打球に関しては、身だしなみは無視して泥まみれになりながらも、体で打球を止めるといったことを意識しました。こうした厳しい8年間やめようと思ったこともありましたが、最後まで野球にお世話になった当時の自分を褒めてあげたいです。
帰宅するとすぐにユニフォームを脱ぎ、当時の自分はお菓子が大好きだったため、お風呂に入らないでじゃがりこを食べて、ゴロゴロして夕ご飯食べて、そのまま寝落ちして、結局お風呂に入るのめんどくさいなーってなって寝ることが中学生の時は多かったです。正直今では考えられないです笑。しかし転機が訪れたのは、野球終わりにみんなで行った銭湯でした。
小さい頃や小学生の時はよく行っていたのですがそれほど記憶にはなかったため、とてもワクワクして銭湯のお風呂に入ったことを覚えています。
それまでお風呂はめんどくさいものとでしか見れていなかったと思うので、初めての友達との銭湯ははしゃぎまくったのを今でも覚えています。その銭湯の中で特に印象に残ったのは、私と今後のお風呂を繋ぐものとなるお風呂の効能についてです。湯船に浸かると練習で固まった筋肉がゆっくりとほぐれていき、体の中からじんわりと温まる感覚がありました。
この「疲労回復」の効果に驚かされ、まるで体の中の疲れや老廃物が一緒に流れていくようでした。また、体を温めることで血行が促進されるような感じもして、湯から出た後もポカポカと温かさが続くことで翌日の練習の疲れも残りにくくなっていました。
お風呂に入ると体に良いことがたくさんありますが、基本的な効果として挙げられるのが温熱効果・浮力効果・水圧効果です。
温熱効果で体が芯から温まり血行促進。これに水圧が加わりマッサージのような効果が生まれます。さらにお風呂の中にいるときは、体重は立っているときの1/10になっており、水中に浮いている状態になります。これにより全身の筋肉が弛緩し、体がリラックス状態になっています。
こういった様々な効果により、内臓機能などを司る自律神経が整えられ、リラックスや疲労回復・ストレス解消などを促すことができるのです。
こうしてお風呂の効能に気づいた私は、「そんなにお風呂って良いものなのか?」と不思議に思いながらも、すっかりその魅力に引き込まれていました。気づけばお風呂について調べていたり、家族と買い物に行くたびに入浴剤を探していたりしました。
「お風呂でのリフレッシュ時間」という新しい習慣ができたことで、部活後のお風呂はさらに特別なものになり、真っ黒になった体を湯で洗い流い、リラックスしながら湯に浸かる時間が至福の瞬間となっていました。次第にお風呂愛好家となり、疲れた体を癒すための大切なひとときにして、お風呂を楽しむことが日常になっていったのです。
中学最後の試合に負けた日は、いつもより長くお風呂に浸かっていた気がします。
湯船の中で、悔しさと共に今日までの練習の思い出がよみがえり、不思議とその重さが徐々に和らいでいきました。湯の中で、疲れや思いが一度リセットされ湯船から出るころにはまた新たに前を向いて頑張ろうと思える自分がいました。
お風呂は、私にとってただの休息ではなく、心と体を整える大切な場所です。皆さんもぜひお風呂を大切な場所にしてみてはいかがですか?
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