こんにちは!毎日お風呂後にスキンケア頑張ってます、カリフラワーです!
今回は母との思い出の場所である『天恵』でのエピソードをご紹介します!
☆富士山が見える温泉天恵
私のお気に入りの温泉『天恵』は、静岡県小山市の須走町の温泉施設です。(残念ながら3年ほど前に閉館してしまいました…)
山に囲まれいる場所にあり、私の家から30分ほどで着きます。
露天風呂から見る景色はとても豊かで、私にとってリラックスできる場所になっていました。そこからは富士山も見れますし、冬には雪が降り、雪が降る中お風呂に入るという感覚はとても不思議で心躍るものでした。
小学校から高校生までずっとバスケをやっていたのですが、年に数回あるバスケの大きな大会前後に母と行くことで、ただ身体を癒すだけでなく、心の緊張やプレッシャーを解き放つ時間を持つことができました。小さい頃から家族全員で訪れていたため安心感があり、特に大会前の私は緊張しやすかったので、リラックスできる環境が本当にありがたかったのです。
☆温泉での時間
母との温泉の時間は、私がバスケットボールを続けられた大きな理由の一つだと思います。
普段は忙しくて、なかなか深い話をする機会が減っていましたが、温泉ではゆったりとした時間が流れ、自然と心の中にあることを話せるようになりました。試合へのプレッシャーや不安、チームメイトとの関係など、普段は胸の中にしまっていることも、母に話すことで心が軽くなった気がします。
母は、私が話すどんなことにも真剣に耳を傾けてくれました。大会前の緊張感や不安を口に出すと、いつもヘラヘラしてる母が真剣に「大丈夫だよ」と優しく励ましてくれました。その言葉にどれほど救われたかわかりません。試合に向けて自信を持てなかったときも、母と一緒に温泉に浸かりながら話すことで、少しずつ気持ちが落ち着いてきました。
特に露天風呂に浸かりながら、富士山を見つめる時間は、自然の雄大さを感じ、自分の悩みが小さく思える瞬間でもありました。試合後も温泉は私たち親子にとっての大切な場所でした。
試合が終わると、プレーの良かった点や改善すべき点を振り返りながら、母と一緒にお風呂に入るのが恒例でした。
試合でうまくいかなかったとき、特に大きな失敗をしたと感じたときは、湯船に浸かりながら涙を流すこともありました。母はそんな私を黙って見守りながら、何も言わずにそばにいてくれることが多かったです。時には慰める言葉をかけてくれることもありましたが、母がそばにいてくれるだけで安心できました。
一方で、うまくいった試合の後は、母と一緒に喜びを分かち合う時間にもなりました。些細なことでも母が褒めてくれると、私はその瞬間、また次の試合に向けての意欲が湧いてきました。母との温泉での会話は、プレーの反省だけでなく、私がどれだけ成長しているかを感じさせてくれる時間でもありました。
温泉で過ごす時間は、母との大切なコミュニケーションの場であり、リラックスできる場所でしたが、それ以上に精神的なサポートを得る場所でもありました。バスケの試合に対するプレッシャーを抱え込んでいた私にとって、母と一緒に過ごす温泉のひとときは心の支えとなっていました。
☆癒しの時間
温泉に浸かりながら母と話すことで、どんなに辛いことがあっても、少しずつ前向きな気持ちを取り戻すことができたのです。
母との温泉での会話は私にとっての癒しの時間であり、次に進むための力をくれる場所でした。母がそばにいてくれたことで、私は安心して自分の気持ちを吐き出し、リラックスし、また試合に向けて気持ちを切り替えることができました。今振り返ると、バスケットボールを続けられたのは、母とのこの特別な時間があったからだと思います。
本来なら皆様に天恵をオススメしたいところですが残念ながら3年ほど前に閉館してしまいました。思い出深い場所がなくなってしまったのは寂しいですが、これからもずっと大切な思い出として心に残り続けるでしょう。
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