こんにちは☆
おふろ部ライターのTATSUYA∞です♪
今回は、私も経験したことがある
ヒートショック
と呼ばれる現象について説明します!
難しそうな名前ですが、いざという時、知っていないと大きな後悔になるかも…一緒に勉強していきましょう!!
この記事は約6分で読めます
ヒートショックって何⁉
そもそもヒートショックって何なのでしょうか?
ヒートのショックだから暑くて身体がしんどくなる、的な感じかな?
正解!
実は要約するとそうなんですよ!
ヒートショックとは
“おもに冬の寒い時期に多発する室内死亡事故の原因のひとつ”
です!
あたたかい部屋から、寒い脱衣所/浴室へ移動した後、またあたたかい湯船に浸かったりするなど、急激な血圧の変動があることで、意識を失うことがあります。
~クイズ~
Q.夏か冬、どちらの方がヒートシ.ョックによる事故は多いでしょうか?
夏?冬?回答は…
冬!
⇒ヒートショックは入浴前後と入浴時の寒暖差が大きければ大きい程、発生しやすくなるんだそうです。
つまり、寒くて、お湯との温度の差が大きい冬の方が発生しやすいのです!
ノーリツのサイトにある死亡事故に関するグラフを見てみても、断然冬の事故が多いことが分かります。
出典: おふろに潜むヒートショックへの対策を | 株式会社ノーリツ スクリーンショット
ヒートショックには、めまいや立ちくらみなどの軽度の症状から、失神や心臓発作など重度の症状、更には最悪の場合、脳卒中や心筋梗塞になり命を落とされる方も…
ヒートショックは意外と起こる!?
ヒートショック。これまで一度も目の当たりにしたことがない、という読者の方も多いのではないでしょうか?
しかしヒートショックは意外と事故件数が多く、高齢者の入浴中の死亡者数は、交通事故による死亡者数が2508人であるのに対して4900人と、約2倍もの差があることが分かります。
出典: おふろに潜むヒートショックへの対策を | 株式会社ノーリツ スクリーンショット
ヒートショックは特に65歳以上の方が引き起こしやすいと言われています。
是非、ご高齢の方や、家族にご高齢の方がいる方は特に対策を行いましょう!
実は私、ヒートショックを経験したことがあるんです。
16歳、超健康、しかも夏ど真ん中という誰も予想していないような状態で、ヒートショックになりました笑
(診断を受けたわけではないのでヒートショックなのか浴室熱中症なのか他の何かなのかは正確には分かりかねますが…)
高校二年生の夏に、所属していたサッカー部で静岡に毎年恒例の遠征へ!
試合を終え、仲の良い先輩2人とグーグルマップにも載っていないような地元の小さな銭湯に行きました。身体を洗い、かけ湯をして、お風呂に入る。
正直、湯に足を付けた瞬間からとんでもなく熱くて、身体がジリジリ?と形容し難い痛みのようなものを感じてはいました。
しかし先輩と来ていたからか、要らぬやせ我慢をしてしまい、
10分ぐらい浸かったところで意識は朦朧としてしまい…
流石にヤバイ…っ!と思い、風呂を出て全裸でしばらく横になっていました…
意識が戻ってきたところで次には急な下痢!(ゲリラ下痢だ!なんつって笑)
しばらく安静にして症状は治まったのですが、風呂の中でおぼれていたら、と考えるとゾッとしますね…苦笑
若くても、健康だと自負していても、誰にでも起こり得ます。
皆さんも是非頭の片隅にヒートショックを意識し、無理せずにおふろを楽しみましょう!
ヒートショックにならないために出来ること!
それでは、今日から出来る、ヒートショック対策を3つ、紹介します!
ここで大切なことは温度差を出来るだけ無くすということです!
誰にでも出来る対策です、是非今日から一つでも試してみて下さいね!
1お風呂に入る前の湯はり時に、浴室(・脱衣所)を暖めましょう!
ヒートショックの原因は温度差にあるのだそう。お風呂に入る前に浴室や脱衣所を温めておきましょう!
暖房器具などを取り付けるのもアリなのではないでしょうか!?
ノーリツの浴室+脱衣所暖房でヒートショックを予防しよう!!
↓↓↓
壁掛形 浴室/脱衣室暖房乾燥機 | 給湯・バスルーム | ノーリツ (noritz.co.jp)
2お風呂のお湯はりは41℃以下にしよう!
熱いお湯に浸かりたいですよね!とても分かります笑
しかし、やはりお湯が熱ければ熱い程、ヒートショックになりやすいそうです。
人間は42℃以上の熱いお湯に浸かると、血圧が一気に低下しやすくなり、浴室死亡事故の8割が42℃以上であった、との報告も…
特に寒い時期こそ、身体にとって暑すぎない温度を意識しましょうね!
3かけ湯をしてから湯船に入ろう!
銭湯や温泉では、かけ湯をしてから湯船に浸かりますよね?
実はかけ湯、お湯を汚さないためのマナーとしての役割だけでなく、身体を入浴温度に慣らすという働きもあるそうです!
是非、普段からかけ湯で身体をお湯に慣らしてから入浴を楽しみましょう!!
ヒートショックになってしまったら…
対策していても時には症状を引き起こしてしまうかもしれませんよね…
最後にヒートショックになっている人がいたら、何をすべきなのかということについて。症状の重さに分けて紹介します!
~軽い症状(めまいや立ち眩みが起きた時)~
このような症状の場合、浴槽から出て、安全な場所で安静にさせましょう!
また、少しでも体調が悪いと感じたら、すぐにお風呂から上がるように意識づけることも重要です!小さな違和感が生死を分けるかもしれません…
~嘔吐している時~
ヒートショックを起こした人が嘔吐している場合は、口から吐いたものを取り除き、顔を横向き(回復体位)にして気道の確保をするのがいいそうです!
大切なのは、吐いたものを逆流させないこと、
嘔吐したのちに亡くなった方の死因の大半をしてるのは窒息死、気道確保は絶対です
ヒートショックと、その対処を知っておくことは、自分や周りの方の命を守ることに繋がると分かったと思います!
ヒートショックに気を付けて、最高のおふろライフを!!!それでは!
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TATSUYA∞
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