おふろとお菓子が大好きなけーとろです。
最近のマイブームは和菓子で、特にねりきりがお気に入りです。
みなさんは、ねりきりって知ってますか?
ねりきりとは、四季の植物や風物詩をかたどったねりきりあんを主原料とする和菓子のことで、
ねりきりあんは、白あんにつなぎの食材を加えて練って作ったものです。
苦いお茶と甘いねりきりの組み合わせもお気に入りポイントのひとつなのですが、
それ以上に鮮やかな色と可愛らしい形がたまりません。ずっと眺めていたくなるほどです。
そこで、大好きなおふろで、大好きなねりきりを楽しめないものか考えてみました!
“ねりきりあん”はまるでやわらかい粘土のよう・・・
ならば、石鹸になる粘土はないものか・・・。
試しに『石鹸粘土』で検索してみると・・・
本当にありました! 石鹸粘土!
私が選んだ石鹸粘土はこちら。
ということで、早速注文してみました!
ねりきりの中には、中央にこしあんが入ったねりきりもあります。
今回は、そのこしあんが入ったねりきりを題材に石鹸粘土で作ってみようと思います。
色々な形がありますが、こちらの『南天』というねりきりを選んでみました。
南天は「難転」に通じることから、縁起のいい木として知られています。正月の床飾りなどにも使われていますね。
縁起が良い木という点が選んだ理由です。
他のねりきりの形より、比較的作り方が簡単なのもポイントです。
では、石鹸粘土の作り方を見ていきましょう。
【作り方】
※石鹸粘土の下準備
まずは、石鹸粘土をこねて柔らかくします。
最初に、外側を包む緑色のあんをねりはじめたのですが、結構パサパサしています・・・。
丸いあんが作れるだろうか?
でも、水を少し足したり、体温で温めたりしながら、よくこねると柔らかくなりました。
問題なさそうで、ホッと一安心です。
また、普通の粘土と同じく、違う色の粘土を混ぜ合わせて、新しい色を作り出すこともできます。
今回、中に詰めるこしあんは、紫色の粘土をベースに黄色の粘土を少し混ぜて表現しました。
①それぞれ必要なあんを選びます。
今回は、緑色・白色・赤色(『石鹸粘土』については、赤色が売り切れていたため黄色にしました)のあん・ねりきりの中に入っているこしあん(茶色)を使います。
分かりやすいように、石鹸粘土で作ってみたねりきりをA、和菓子の材料で作ってみたねりきりをBとして、並べてみました。
②白い餡と緑色のあんとを合体させます。
石鹸粘土同士をくっつける時は、つなぎたい部分に少し水をつけるとくっつきます。
③緑色と白色の石鹸粘土を合体させたら、図のように、白い面を下にして上にこしあんをのせて、包むように丸くねります。
④白いあんが上に来るようにガーゼでくるんで、丸い形を維持したままガーゼで絞ります。
石鹸粘土の場合はガーゼを少し湿らせたほうが、後でガーゼにくっつかないため、外しやすかったです。絞ったガーゼのしわをあんに押し付けて、模様をつけます。
⑤ ガーゼをほどき、仕上げに南天の赤い実を表現した赤いあんをのせれば完成です。
※石鹸粘土の方は赤が売り切れだったため黄色です。
和菓子の包装容器に入れた石鹸粘土のねりきりの完成写真がこちら!
うーん、どうでしょうか・・・。あまり、『ねりきり』には似ていないような・・・。
何がいけないのか・・・。
○反省点
・緑色のあんが原色過ぎて違和感がある
・緑色のあんと白色のあんの境がはっきり過ぎている。境目をぼかしたい。
・南天の実が大きすぎて、マカダミアナッツに見えてしまう。
反省を踏まえて、もう一つ作ってみました。
本物のお菓子のねりきりに結構似た感じにできたのではないでしょうか。
自分で作ると愛着が沸きますね。
お菓子のねりきりは賞味期限が短いですが、石鹸粘土のねりきりならいつまでも飾っておけます。
使うのが勿体ない気もしますが、石鹸としての使い心地も気になります。
実際に石鹸粘土のねりきりをおふろで使ってみました。
完成後はすぐに石けんとして使用出来ますが、1週間程度日陰で乾燥させてから使用すると石けんがさらに長持ちします。※湿気の多い時期や夏場は2週間程度乾燥をおすすめ
出典:株式会社Cencorp Japan 香る そーぴーどーせっけんねんど こねるだけでマイせっけん完成
※商品の外側の紙の裏面に使用方法が記載されていています。そこからそのまま引用しました。
私は完成後に乾燥させずに、すぐに使ってみました!
泡立ちは控えめでいい香り。
気持ち強めの香りかもしれませんが、私にはちょうどいい感じでした。
あと、色によって香りも少し違うみたいです。
浴槽に色がつかないか心配だったのですが、色は全くつきませんでした。
十分、身体を洗ったりする石鹸として使えると思います。
今回は、石鹸粘土でねりきりを作ってみました。
石鹸粘土なら、ねりきり以外にもサッカーボールやマカロンなど、色々と作れますね。
簡単に作れるのでプレゼントにもおススメです。
粘土遊びをした後、そのまま石鹸として使えるので、小さなお子様のおもちゃにも良さそうです。
以上、けーとろでした。
けーとろ
おふろ大好きな30代の社会人。おふろの適正温度は40℃です。 最近、ドラッグストアなどで有名温泉地をモチーフにした入浴剤を見つけて、自宅で試すのにハマっています。 おふろ部を通して、楽しいおふろの入り方を模索したいです!