「ザバーッ」 (風呂からあがり…)
「ガチャ」 (風呂から出て…)
「ふきふき」 (体をふいて…)
「ゴクゴク。プハーッ」 ←コレ!!
風呂あがりの乾いたのどを潤す飲み物。
世の中にある様々な飲み物の中で、「お風呂あがりの1杯」という限定的な状況下での、至高にして究極の「最高の1杯」とは何か。
銭湯と言えば、「牛乳」や「コーヒー牛乳」を連想する方が多いかもしれない。
はたして 本当にそうなのだろうか?
銭湯の雰囲気や、昔ながらのイメージに影響されているだけではないか。
家風呂での「風呂あがりの1杯」について、独断と偏見で検証していく。
【検証ルール】
(1)エントリーする飲み物については、自分が普段からよく口にするもので、全て「好きな飲み物」で10選する。
(2)お風呂はゆったり30分つかり十分に汗をかく。
(3)お風呂からあがったら飲みたいものを選んで飲んで採点する。
※ 採点方法については、以下のとおり。
【採点項目】 各5点×4項目 (計20点)
① 飲みたい欲求
風呂上りに、実物を目の前にしての「飲みたいッ!」度
② 最初の一口
はじめの一口の「プハーッ!生き返るぅー」度
③ 飲み続けたい欲求
「一口飲んだら止まらないッ!」度
④ 飲んだ後の余韻
飲み終わった後の満足感やカラダの調子。「ふぅ~。」度
それでは検証を開始していきましょう。
【検証開始】
① 飲み物のエントリー
※ 私がエントリーした飲み物はこちら。(私はノンアル派。)
エントリーNO.1 カフェ・オレ (王道コーヒー牛乳として)
エントリーNO.2 スポーツドリンク (汗をかいた後はこれでしょう)
エントリーNO.3 冷水 (冷やした水道水)
エントリーNO.4 コーラ (のど乾いたときは炭酸でスッキリ)
エントリーNO.5 エナジードリンク (翼をさずける)
エントリーNO.6 お茶 (すっきりとした冷たいお茶)
エントリーNO.7 ブラックコーヒー (シャキッとブラックで)
エントリーNO.8 野菜ジュース (体にやさしい)
エントリーNO.9 オレンジジュース (100%果汁)
エントリーNO.10 カルピスウォーター (カラダにピース)
② 飲み物は最高の状態でスタンバイさせる
飲み物は冷蔵庫で冷やし、ポテンシャルを最大限に生かせるように準備を整える。
③ お風呂の準備
風呂あがりの1杯のため、体調を最高のコンディションにするために自分に最適なお湯加減、好みの入浴剤を入れる。
(この日は、登別温泉ヒノキの湯だったかな?)
④ 入浴タイム(30分)
風呂あがりの1杯の楽しみを妄想しながら、浴槽にてひたすら座して待つ。
⑤ 風呂から上がったら、一目散に飲み物へ
はやる気持ちを抑えつつ、しっちりと体を拭きながら、心を落ち着かせる。
⑥ 品定めタイム
冷蔵庫から全てを取り出し、心を無にして本能の赴くままに。。。
心の声「やべ、どれにしようか、めっちゃ迷うやん。」
そんな中で、
私が選んだものは、、、
なんと、まさかの「水」!
- まさしく研ぎ澄まされた究極の1杯である。(建前)
心の声「やべ、コップに入れた冷水って、めっちゃおいしく見えるやん!もうこれしかないやん!これは完全に見た目に影響されてるやん」
(これは、見た目に引っ張られたかも。。。)
なお、私が、飲みたいと思った順番はこちら。(左から順に「飲みたい」気持ちが強かったです。)
⑦ 採点
さて、今日は「水」を飲んで採点。「うまい」
⑧ 全ての飲み物について、機会を改めて①~⑥を繰り返す
・・・
そして、、、数日後、、、
ついに全ての採点終了!
【結果発表】
○私の最高の1杯
栄えある私の「風呂あがり最高の1杯」は、、、
なんと、、、
スポーツドリンク!!!
・・・何とも、ふつうのインパクトのない結果に。。。これがガチである。
やはり、汗をかいた後は、本能がこれを欲しがるのか。
『入浴前や入浴後に』-入浴による脱水は約800mℓ-
入浴中の発汗量とはどれくらいかご存知ですか?
心がリラックスして身体も温まる入浴。
日本人の生活にも根づいた素晴らしい習慣ですが、入浴には様々な健康効果がある一方で深刻なリスクがあることも見逃せません。そのひとつが多量の発汗による脱水です。
入浴によりなんと、約800mℓもの水分が失われてしまいます。
(41℃の風呂に15分間入浴後30分間安静時)※大塚製薬佐賀栄養製品研究所データ(2010)
半身浴などで長風呂をしたり、温泉などで繰り返し入浴したりするときは特に注意が必要です。
風呂上がりのビールが最高の楽しみという方も少なくありませんが、アルコールには利尿作用があり、十分な水分補給は望めません。お風呂上りにはまず1杯のポカリスエットで健康入浴を心がけて下さい。
(出典:大塚製薬ポカリスエットホームページ)
(私が飲んだのは、ポカリスエットではなかったが、)最初の一口を飲み始めたら止まらず、飲み心地や飲んだ後の体に優しい感覚、総合的にスキなしとして、個人的1位に輝いた。
○全採点結果
全体的に、スッキリ飲めるものがまずは最初に飲みたいという欲求が走り、後味や飲み終えた後の満足度で言うと甘いもの、味がしっかりとしたものが点数が高い傾向になった。
○ピックアップレビュー
NO.1 カフェ・オレ
絶対王者かと思われた「カフェ・オレ」だが、他の飲み物と比べて置いたときに、真っ先に手が伸びることはなかった。
体は、まずはスッキリとゴクゴク飲みやすそうなモノを求めたのである。
ただし、飲んだ後の甘い甘いコーヒーの後味は、幸せ以外の何物でもなく、圧倒的な満足感を与えてくれた。
NO.3 冷水(水道水)
ただコップに入れた水道水を冷蔵庫で冷やしただけであるが、カラダは無意識化でこれに手を伸し、すーっとのど元を過ぎた。そして気付く。冷やした水道水はおいしい。と
NO.4 コーラ
実は、スーパー銭湯とかに行くとコーラが飲みたくなる私だが、今回家風呂では成績が振るわず。やはり、雰囲気も結果を大きく左右する要素であると思われる。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。
正直なところ、今回の検証は、自分自身結構楽しかったです。この1杯のために、お風呂に入っているといっても過言ではないかもしれません。
ただ、検証していて気付いたのは、個人的には、毎日同じものを飲むよりも、色んなバリュエーションの飲み物を用意して、そこから選ぶということが、楽しい。
今回1位に輝いたスポーツドリンクも毎日飲むというよりは、やっぱカフェ・オレとかコーラも飲みたいなと思ったりしながら、、、
そんな風呂あがりの楽しみ方が1つ増えました。
さて、今回の結果に色々とご意見があるかもしれませんが、異論は・・・認めます。
みなさんも、お風呂に入って、それぞれの自分だけの「風呂あがりの最高の1杯」を見つけてみてはいかがでしょうか?