こんにちは!アマグリです。
先日、KADOKAWAから発売された絵本のモニターとして、絵本作家のたなかしんさんのインタビューに参加しました。
リモートではありましたが、たくさん興味深いお話を聞くことができましたので、今回は作品とその内容を少しご紹介したいと思います!
インタビューの中では、たなかしんさんの絵本作家になったきっかけが語られ、そのきっかけとなった絵本が、アマグリもお気に入りの「アンジュール」だったのがとても嬉しかったです。
「りすのおふろやさん」の製作過程も、貴重なラフなどを見せてもらいながら聞かせていただきました。
たなかしんさん自身も小さなお子様がいらっしゃり、パパさん作家ならではの仕掛けや、言葉遣いに対するこだわりなど、1冊の絵本を創るということへの強い想いを感じることができました。
何度か読んでいたはずなのに、意外と気づかないことも多く(例えばアライグマくんのちょっとした一言があちこちにあることなど)、作家さんからそれを直接教えてもらえる、というとても貴重な体験をさせてもらいました。
りすのおふろやさん
出典:「りすのおふろやさん」たなかしん[絵本]‐KADOKAWA
たなかしんさんのKADOKAWAで3作目の絵本です。
かわいいりすが、ふわふわのしっぽを使ってお客さんを洗うおふろやさん。
「さあさあおつぎはだれかしら?」
を合図に、次から次へといろんなお客さんがやってきます。
個性的な動物のお客さんたちもとってもかわいく、みんなとっても楽しそう。
最後はみんなで…。
読み聞かせてみた!
せっかくなので我が家の一人娘(ドングリ)に読み聞かせてみました。
とはいえ、ドングリももはや7歳。
いっちょ前に児童書などを読み始めております。
1年ぶりくらいの読み聞かせなのでどうかと思いましたが、しっかり楽しんでくれました。
ドングリは特に絵がお気に入りで、砂で描かれたやわらかいタッチの絵を見て
「めっちゃきれいな絵やね~。」と感心しきり。
細かい描き込みもたくさんあり、発見するたびに喜んでいました。
ドン「あわが○○○のかたちだね!」
アマ「…そうだね。ソフトクリームにも見えるけど…。」
ドン「このしっぽのもようはなんのかたち?」
アマ「聞けたら聞いてみるよ。」
会話も弾みます。
たまには改めて絵本を読むのもいいものですねえ。
小さな頃とは読み方(見方)が違って、成長を感じました。
読み終わった後は、魔法の言葉。
アマ「さあさあおつぎはだれかしら?」
ドン「はーい!いっしょに入ろ!」
おふろの前に読むと驚くほどスムーズにおふろタイムに突入できます。
おふろになかなか入ってくれないお子様のパパママには、本当におススメです!
おまけ
インタビューの時に、娘からの質問ということでドングリが気にしていた、ある動物の「しっぽのもよう」について聞いてみました。
たなかしんさん自ら丁寧に教えていただいたその答えは、
「みさぎです。」
なにそれ?(心の声)
「いろいろな作品に出てくる架空のオリジナルキャラクターで、耳が3つあるウサギでみさぎ。耳が多いのでいろいろな嫌なことばかり聞こえてしまって、ギャングにまでなったりしました。最近は良いことも聞こえることに気付くようになってきて…」
なにそれ、面白そう。(心の声)
「みさぎの絵本とかは出てないです。」
「え?」(漏れ出た心の声)
ここまで設定を作りこんでいながら…。
しかし、スタンプがあるとのことだったので、後日ゲットしました。
たなかしんさんのホームページには、たくさんのステキな作品がアップされています。
「みさぎ」もこっそりいたりいなかったり。
とてもかわいいので、興味のある方は検索してみてください!
※ポケットの中にいるのが「みさぎ」です。
「読み聞かせ」というと寝る前のイメージが強い気がしますが、お風呂前に読む定番絵本として楽しんでみてください。
きっと親子でお風呂に入るたくなるはずです。
では、また次回。