先週久しぶりに北海道に行ってきました。以前から北海道にいる親戚に「遊びにおいで」と誘われていたので、ずっと「行きたいな~」と思っていたのですが、念願叶って行ってきました。
神戸空港から飛行機で新千歳空港までフライトしたのですが、北海道に到着して一番驚いたことは、清々しい気候で日中の最高気温が25℃なのですが、湿度が低く『カラッ』としており不快感がないことです。そして、夜は15℃まで下がるので、出発時の半そでシャツでは涼しいというよりちょっと『寒い』と感じました。
神戸は、日中の気温が30℃以上の真夏日が続いており、湿度も高く夜も熱帯夜ですが、気候の違いを肌で感じることができました。
旭川市にある全国的に有名な『旭山動物園』に行ってきました。特に珍しい動物がいるわけでもないのに来場者が多く、何が人々を魅了するのだろうと興味津々で訪れました。
入場門で係の人より「もぐもぐタイムの時間をチェックしておいてください」と言われたので、とりあえずチェック『もぐもぐタイム』って何だ?と思ったら、動物たちの食事時間のことで、お客さんの目の前で餌をやるのです。
ペンギン・ホッキョクグマ・アザラシなど飼育員さんが説明をしながらお客さんの目の前で餌をあげます。この日の餌は、すべて『ほっけ』という魚でした。食べる姿がめちゃくちゃかわいくて人間の顔もほころんでしまいました。
動物の展示の仕方も工夫を凝らしており、水槽の下に人間が入れるようになっているため、まるでペンギンが空を飛んでいるかのような光景を観ることができます。
これらの様々な工夫が、子供だけではなく大人も楽しむことができる動物園となり全国的に有名な観光地となっているのだと感心しました。
食事は、エビ・うに・イクラなどの新鮮な海産物を使った北海道料理が絶品で舌がとろけそうになりました。また、ジンギスカンも美味しく、普段羊肉を食べることがほとんどないので、北海道に来たんだなというのを実感する食べ物でした。
さて、ここからいよいよお風呂の話に入りたいと思います。北海道といえば、登別温泉を思い浮かべる方が多いと思うのですが、今回は、札幌と旭川を訪れた関係で、旭川・層雲峡温泉エリアで宿を探しました。温泉にどうしても入りたかったのでいろいろ調べて選んだのが、『天然温泉神威の湯ドーミーイン旭川』というホテルです。予想以上にお風呂が良かったです。
温泉の泉質は、ナトリウム塩化物泉です。全国各地の温泉にある泉質で、単純温泉に次いで多く、保温効果に優れています。効能は、関節痛・神経痛・疲労回復・慢性消化器病と書いてありました。私(みやだい)マラソンを走りますので常に膝の関節痛と腰痛に悩まされています。この温泉でちょっとでも痛みをやわらげたいと思っていました。
また、シャワーやカランから出てくるお湯は、カルシウムやマグネシウムの含有量を極限まで減らした超軟水を使用しており、体や髪を洗った際にすべすべになるとのことで、実際にすべすべになりました。
サウナも常備されており、ひと汗かいてから体を流せば旅の疲れも一気に吹き飛びます。
また、浴槽には、寝湯のスペースがあり、ほとんど横になった体勢でお湯に浸かることができます。気持ち良すぎて思わず本当に眠ってしまいそうになりました。
そして、最上階に大浴場があるので、露天風呂での眺めも良く、最高の気分で入浴できます。温度は、ちょっと熱めで長時間浸かっているのは難しいですが、夜の外の気温は結構冷えてきているので休憩しながら何度か浸かっているうちに体の芯まで温まりました。さすが塩化物泉でお風呂上りもずっと体が『ぽかぽか』して、心も体も癒されることができました。
旭川の駅前にもかかわらず予想以上の素晴らしい温泉と出会い、大満足の旅行となりました。いつも行くメジャーな温泉ばかりではなく、初めて訪れた土地の温泉に入ることの楽しさを実感した北海道最高!温泉最高!の楽しい旅行となりました。皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか?