おふろ×健康

【仰天】お風呂上がりの冷たい牛乳!~知られざる誕生秘話~

2019-01-16

みなさん、お久しぶりです。りょうちんです。

 

新年あけましておめでとうございます。今年も、たくさんお風呂に入って、お風呂の良さを実感するとともに、みなさんとたくさんお風呂について学んでいければと思っています。

 

よろしくお願いいたします!

 

ところで、みなさん。お風呂が大好きなみなさんならもう、「初銭湯」はお済みですよね??

 

ちなみに、りょうちんはこの前すでに済ませています。銭湯というよりはスーパー銭湯にはなりますが、温かくて気持ちいいお湯につかってきました。

仕事終わりに、同期の仲間をつかまえて車を走らせ、神戸市北区にある「天然湧湯 吟湯 湯治聚落」 へ行ってきました!

ライトアップされた幻想的な空間で、一緒に入った仲間といろいろな話をして「裸の付き合い」。心も体も温まることで、ゆっくりと年末年始の疲れを癒し、1年の活力を蓄えることができました。

 

脱衣所で涼みながら、ふと気づくと手のひらには牛乳瓶が。

左手は腰に、右手に握った牛乳瓶を一気に逆さに傾け、冷たい牛乳を火照った体に流し込みます。

これは本当に最高ですよね。何にも代えがたい幸せです。お風呂屋さんに行くと、昔から大好きな牛乳が瓶に入ってキンキンに冷えているのをみると、ついつい飲んでしまいます。

 

しかし!!!まるで冷えた牛乳が脳内へ流れ込んだかのように、りょうちんはふと我に返り、ある疑問が浮かびました。

 

「なんで、風呂上りには冷たい牛乳なん?」

「麦茶でも、オレンジジュースでも、カルピスでもなく、牛乳なん?」

 

こんな疑問、「好みによるでしょう。」と一言に片づけることができるかもしれませんが、確かに、お風呂上りには瓶に入った牛乳を飲むことが、いわば昔からの定番のようになっていることは確かだと思います。

 

調べてみると、「お風呂上り×冷たい牛乳」の発祥は、なんと牛乳屋さんの冴えに冴えた商売戦略だったそうです。

 

時は戦後しばらくした昭和30年代までさかのぼります。日本は高度経済成長期を迎え、日本人の生活はみるみるうちに豊かになっていった時代です。 といっても、高度経済成長期の始めの時期であり、一般家庭には「三種の神器」であった冷蔵庫は未だ、どの家庭にもある家電製品ではありませんでした。

また、昭和30年代は、日本における銭湯の数がピークに達していた時期です。一家にひとつの内風呂が普及しはじめる直前でした。そのころ大繁盛していた銭湯には、なんと最新の冷蔵庫が置かれていることが多くありました。町の人々が集まる銭湯に、冷蔵庫を見つけ、ひらめいたのが、そう。

牛乳屋さんなんです。

出典:こんこんとんとん

牛乳屋さんが銭湯に牛乳を置き始めると、みるみるうちに人々はお風呂上りに冷たい牛乳を飲むようになり、瞬く間にこれがお風呂屋さんのスタンダードとなっていったのです!

 

もし、その時コーラやカルピスのような他の飲み物が置かれていたら、今頃日本人のお風呂屋さんのスタンダードは少し違ったものになっていたかもしれませんね。

 

めでたし、めでたし。

 

と終わりたいところですが、少し困った問題が残っています。

 

それは「お風呂上りに冷たいものを飲みすぎることはあまり健康に良くない」のです。

あんなに美味しくて幸せになる、お風呂上りの冷たい牛乳。これは本当に都合の悪い問題です。

冷たい飲み物は血行を悪くしてしまいます。内臓にも負担がかかってしまい、むくみの原因にもなってしまいます。

ですので、美味しくて幸せになる、お風呂上りの冷たい牛乳。牛乳自体の豊富な栄養は間違いがないので、冷たい飲み物の飲みすぎには注意して、健康に影響のない程度で楽しみましょう。

 

では!

アバター画像

りょうちん

小さい頃から親に連れられ温泉へ行くことが多く、お風呂が大好きです! ちなみに、熱めのお湯に浸かるほうが好きです!

このライターの記事一覧

  • 前の記事を読む
  • 次の記事を読む

カテゴリー