


こんにちは!日本大学おふろ部ライターのおてつです!
授業に課題にバイト、、、、毎日忙しい大学生にとって、お風呂こそが至高の聖域(サンクチュアリ)ですよね。
でも、たまには「いつもの湯船じゃ物足りない! どこか遠くの国へ行きたい!」なんて思うことはありませんか? 僕はあります。今すぐにでも地球の裏側へ飛びたい気分です。
そこで今回の記事では、そんな旅欲とお風呂欲を同時に満たすべく、南米ペルーの「ハーブ風呂」を自宅のお風呂で「それっぽく」再現してみることにしました!
実際に現地へ行くのは難しくても、香りや雰囲気なら再現できるはず。
ということで、手作りのハーブ湯で日本の日常を脱出し、ペルーの風を感じながら、少しでも贅沢な「非日常感」を味わってみたいと思います!
1. 「ペルーのハーブ風呂」とは
ペルーのハーブ風呂と、曖昧な概念をタイトルにしてしまいましたが、ここではアンデス地方に伝わる「Baños de Florecimiento(バニョス・デ・フロレシミエント=開花の湯)」と呼ばれる伝統的な温浴療法を指します!
これは単に汚れを落とすためのお風呂ではありません。地元のシャーマン(祈祷師)が薬草や花を煮出し、「悪い気を払い、新しい幸運を呼び込む」ために行うスピリチュアルな儀式なのです。現地では大晦日や人生の節目に、このお風呂に入って心身をリセットする習慣があるそうです
今回はシャーマンに来てもらうことが困難なので、現地のような神聖さはありませんが、きっと雰囲気だけは再現できているはずです!
2. 日本で再現!「アンデス風ハーブバス」の作り方
「現地のハーブなんて手に入らないし…」と諦めるのは早いです。実は、スーパーや花屋で手に入るもので本格的に再現できます。今回は以下のレシピで挑戦しました。
- ・ローズマリー(生): 現地でも魔除けとして使われる定番ハーブ。スーパーのスパイス売り場や園芸店で入手可能です。

- ・ミント: リフレッシュ効果と浄化のために欠かせません。

- ・粗塩(天然塩): 塩少々。浄化の必須アイテムです。
- ・黄色い花(ガーベラや菊など): ペルーでは「黄色」が幸運の色とされています。花びらをちぎって使います。

- ・お酒(少々): 現地ではサトウキビの蒸留酒を使いますが、今回は日本酒で代用しました。
- 1. 大きめの鍋に水を入れ、ローズマリーとミントを15分ほど煮出して濃厚なハーブ液を作ります。
- 2. バスタブにお湯をはり、煮出した液を濾しながら入れます。
- 3. 仕上げに「粗塩」と「お酒」、そして一番重要な「黄色い花びら」を浮かべて完成!

(色味があまりつきませんでした、、、でもいつもよりロマンティック!)
💡 手順を終えて:準備の時間も、じつは大事な儀式
正直に申し上げると、ハーブを煮出すために鍋を使ったり、濾したり、花びらをちぎったりと、準備には結構時間がかかります。
筆者の場合、材料集めから完成まで約1時間半かかりました。「それなら普通のお風呂でいいじゃん」と思う方もいるかもしれません。
しかし、この時間をかけるプロセス自体が、実は大切なのです。手を動かして、香りを感じながら準備することで、心がだんだんと「特別な儀式」モードへシフトしていくんです。焦らずゆっくり進めれば、むしろその過程こそが贅沢で、楽しくできる工程になります。
また、材料についても「余ったらどうしよう」と心配する必要はありません。ローズマリーやミントは、それだけをお風呂に入れても爽やかな香りがするので、このハーブ風呂を作った後も別の日に単体で活用できます。
さらに、黄色い花のガーベラや菊も、花瓶に生けて部屋に飾ったり、ドライフラワーにして保存したり、サシェ(香り袋)にして枕元に置いたりできるので、無駄になる心配はほぼありません。むしろ、一度このレシピでハーブ風呂の気持ちよさを味わってしまうと、「来月もやってみようかな」と定期的に作りたくなってしまうかもしれません。
3. 実際に入ってみた感想:日本の温泉とは違う「癒やし」
浴室のドアを開けた瞬間、濃厚な緑の香りと花の甘い香りが一気に広がりました。いつもの自宅のお風呂が、まるでジャングルの奥地にあるスパのようです。
お湯に浸かると、花びらが肌に触れる感触がとても贅沢です。「健康や幸福を願う入浴」とはこういうことかと実感しました。ローズマリーの鋭い香りが頭をクリアにし、体が温まるにつれて、日々のストレスやモヤモヤが汗と一緒に流れ出ていく感覚…。 現地を訪れた旅行者が「日本の温泉は『休む』場所だが、ペルーのハーブ風呂は『生まれ変わる』場所だ」と語る理由がわかった気がします。
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おてつ
旅行に行くなら必ず温泉地を選ぶほど、温泉が好きです !特にお気に入りは草津温泉!お風呂に草津温泉の素を 入れて、雰囲気だけでもたまに家で味わっています笑 以前Wikipediaで執筆していた経験を活かして、「おふ ろ」の魅力を文章でわかりやすく書いていきたいと思 っています!






















