こんにちは!毎日違う香りの入浴剤を使ってお気に入りを探しているりりです!
今年は、4月に入り暖かくなり5月は暑い日も多いです!
皆さんはお風呂に1年を通して季節湯というものがあることをご存じですか?
季節湯と聞くと5月の菖蒲湯や12月のゆず湯を思い浮かべる方が多いと思いますが、
それだけではなく1年の全ての月に季節湯はあり四季の変化を肌と香りで楽しめます!
季節湯の歴史は長く、日本の文化として親しまれています。
季節湯は、平安時代に真言宗の開祖である弘法大師・空海が、季節の薬草を取り入れて医療に用いた薬湯が発祥とされています。
出典:ワゴコロ
ここからはそれぞれの月の季節湯とその効能についてご紹介していきます♡
今回はバスリエ株式会社が運営している「お風呂メディア」を参考にさせていただきました!
1月:松湯
新年を迎える際に玄関にも門松として飾られる松ですが、精油成分が多量に含まれていることから保湿力があるそうです。
また清々しい香りにはリフレッシュ効果も期待できます。
2月:大根湯
大根にはビタミンAやビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄、ナトリウムなどの成分が豊富で、殺菌効果から保温効果、新陳代謝の促進、民間療法としては冷え性や婦人病治療などにも効果があるといわれています。
3月:よもぎ湯
よもぎは身近な植物ですが漢方に使われるほどの薬効を持ち、止血、殺菌、保温、発汗、解熱作用、肩こり、神経痛の解消など様々な効果をもたらすそうです。また、香りでストレス解消や安眠にも効果があるといわれています。
4月:さくら湯
さくら湯には樹皮を使いますが、花びらも一緒に浮かべると、さわやかな香りと鮮やかな彩りを一緒に楽しむことができ、より春を感じます🌸
さくら湯には消炎や湿疹、打ち身に効果があるそうです。
5月:菖蒲湯
菖蒲湯はとても強い香りがしますが、この香りが邪気を祓い厄難を除くとされ、血行促進や疲労回復、リラックス効果などを期待できます。
6月:どくだみ湯
どくだみは多くの効能を持ち日本三大薬草の1つとされており、消炎、抗菌、あせも、湿疹、水虫、かぶれなどに効果があるそうです。
7月:もも湯
7月ごろから旬を迎えるももには消炎、解熱、収れん、日焼け、あせも、湿疹、虫刺されなどの効果が期待でき、肌トラブルも抑えられるといわれています。
8月:薄荷湯
薄荷湯に入った後はさっぱりとしますが実は保温や血行促進、疲労回復などの効果があるそうです。冷房による冷えにも効果的なんだとか。
9月:菊湯
菊の香りは夏の疲れを癒してくれるものとされてきており、保温や血行促進などの効果が期待できます。
10月:生姜湯
生姜には辛味成分と精油成分が豊富で、湯に入れると保温、血行促進、抗菌などの効果をもたらすそうです。
11月:みかん湯
冬といえばこたつでみかんを食べるというイメージがありますが、みかん湯には、保温、美肌効果、柑橘の爽やかな香りからリラックス効果が見込まれ、おいしく食べた後に皮を季節湯として用いることができます。
12月:ゆず湯
ゆず湯には保温、血行促進、消炎、抗菌、冷え性、ひび、あかぎれ、風邪に効くなど多くの効果があるといわれており、爽やかな香りからはリラックス効果もあるそうです。冬至に「ゆず湯」に入ると一年中風邪をひかないという言い伝えがあるくらいです!
最後に、私の幼少期のお風呂での思い出は何かと考えると、家族と一緒に入りその日の出来事を話したり湯船につかって10数えるなど日常的なことがたくさん浮かびます。こんな日常のお風呂も大切な思い出ですが、特に菖蒲湯やゆず湯に入った思い出が強く残っています。私はお風呂が好きな子供ではありませんでしたが、菖蒲湯やゆず湯の日は自ら進んでお風呂に入るほど楽しんでいました!
子供のころはゆっくり湯船につかることができていた方も大きくなるにつれ学校やバイト、お仕事など忙しくなり湯船につからずシャワーだけで済ましてしまうことが多くなってしまうかもしれません。
そんななかでも少し時間ができたときなど普段の生活ではシャワーだけで済ませてしまうお風呂の時に季節湯を楽しんでみることでいつもと違った特別な時間になるのではないでしょうか♪
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