私は確か、小学校高学年の頃から一人でおふろに入っていたと思う。
なんだか大人になったような気分で一人時間を満喫していたのだが、ほんの少し気がかりがあった。
それは、
“目を瞑っている間にお化けが来たらどうしよう・・・”
という可愛く思えるものだが、不安が常に頭をよぎっていた。
その日もいつもと同じだった。学校に行き、家に帰り、ご飯を食べる。
おふろに入り、頭を洗う。ふと、気配を感じる。
目を開けて、振り返る。何もいない。
怖くなって、泡だらけの頭を流そうと視線を蛇口に移し、シャワーを出そうとした。
蛇口に反射して、なにか写っている。
自分と、その後ろに黒い大きな何かが。
血の気が引き、恐る恐る後ろを振り返るが何もいない。
蛇口を見る。まだ、いる。
家族に言っても全く信じてもらえず、その黒い何かを見ることができたのは私だけだった。
黒い何かは、私が実家を出るその日まで私の後ろに居続けた。
しかも、私が年を重ねるごとに大きくなっていっていたと今だと感じる。
最後の方は天井を覆うぐらいの大きさになっていた。
大学生になり一人暮らしを始めてからは、後ろには何もいない。
でももう、蛇口を直視することはできない。
いかかでしたか?
こちらは私の実体験です。まだ、実家にいるのかな〜?
友達にも見せたことがあるのですが、見える友達と見えない友達がいました!
みなさんも、蛇口を見てみてはどうでしょうか?
以上、ななちでした!
ありがとうございました (^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)
ななち
週に3日は湯船に浸かります!時間がないときはついシャワーだけで済ませますが、ゆくゆくは毎日のお風呂を目指してます。お風呂に入った後のボディケアが大好き!お風呂中のマッサージや、出た後のケアを中心に記事を書いていきたいと思っています!