10月も終盤にさしかかり、すっかり冬らしくなってきましたね〜
冬といえば、クリスマスにお正月、節分にバレンタインとイベントが目白押し!
……と、もう一つ!日本の伝統的なイベントを忘れてやしませんか?
そのイベントとは……ズバリ、冬至!!
冬至ってなんとな〜くカボチャを食べて、ゆず湯に入って、結局何のためのイベントなのかよくわかりませんよね!
今回は意外と知らない冬至のアレコレについてご紹介していきますよ〜!!
どうしてカボチャを食べるの?
甘くてホクホクのカボチャを煮物にしたら、美味しくてたまりませんよね。
しかし、冬至にカボチャを食べるのは、単に食べ頃だから!というわけではなく、ちゃんとした理由があります。
実はカボチャには免疫力を上げる効果があり、長生きできる野菜として古くから言い伝えられてきました。
風邪をひかずに冬を乗り越えるためという昔の人の知恵が、冬至にカボチャを食べる文化を作ったんですね!
冬至はカボチャの他にも、「ん」が2回ずつつくものを食べると縁起が良いとされています。
「なんきん(カボチャ)」、「かんてん」、「にんじん」、「れんこん」「きんかん」、「うんどん(うどん)」、「ぎんなん」
この7つは「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれ、食べれば運気がアップするんだとか!
今年の冬至はカボチャだけでなく、他の6つも一緒に食べて、ラッキーパワーを吸収してみませんか?
どうしてゆず湯に入るの?
柑橘系の果物はいい香りがしますし、お風呂に入れるとカラダにも良さそうですよね。
カボチャと同じく、どうして冬至にゆず湯に入るのかを知らない人は多いはず。
はてさて、その理由とは……?
冬至と柚子との関連は必ずしも明らかではないが、柚子湯の習慣は銭湯の登場以後のことであり、一説に湯治(とうじ)と冬至(とうじ)との語呂合わせで、身体息災であれば融通(ゆうずう)が利くとのこじつけであるという。
……ん?要するにダジャレ?
いや、語呂合わせですね!
昔からの伝統的なイベントには、しばしば語呂合わせがつきものです!
もちろん、語呂がいいからだけでなく、ゆず湯にはカラダを温める効果があるので、現代でも健康浴法として親しまれています。
冬至にはゆず湯に入って、ココロもカラダもポッカポカになりましょう!
そもそも、冬至っていつ?
冬至はクリスマスやお正月のように、毎年決まった日程ではありません。
1年のうち最も日照時間の短い日が冬至になるので、だいたい12月の下旬になります。
2016年の冬至は12月21日!
ぜひみなさんも冬至はカボチャを食べて、ゆず湯であったまってくださいね!
やぶっち
読書と文房具が好きな女子大生。大学生になってからメキメキと身長が伸びました。地黒なので年中肌がこんがり焼けています。シャワーだけだと物足りないから、湯船に浸かりたい派。隠居したら浴室の内装にこだわりたいです。