秋が深まり、お風呂が恋しい季節になってきました。
みなさまはいかがお過ごしですか。
さて、かれこれ1ヶ月以上前のことでしょうか。
家の浴室の湯船に入っていると、小さいハエが目の前をふらふら飛んでいます。
「越冬でもしているのかな」と横目に見ながら、とりあえず小さな命を見守ることにしました。
ところが・・・・・
翌日、翌々日と日を重ねることに、小さいハエが増えていきます。
目障り。
ということで、早々にシャワーで墜落させて排水溝に流し込みました。
申し訳ない気持ち半分、達成感半分といったところでしょうか。
しかし、なぜかその後も毎日必ず登場します。
妻がインターネットで原因を調べてくれたところ、「お風呂が不潔なところに出てくる」といった結論を口にしました。
毎週末、サトピーは魂を込めて風呂掃除をしていただけに心が折れそうになりましたが、とりあえずこれまで以上に丁寧に掃除しようと決意しました。
そして・・・とある土曜日の朝、いつも以上に気合いを入れて掃除をすると、ハエの姿が消えました。
が、翌日にはまた出てきます。
自分の掃除方法に果たして問題はあるのだろうか?
小さいハエが出現する原因を本格的にネットでリサーチすることにしました。
調べた結果、犯人は・・・
「チョウバエ」でした。
チョウバエってどんな虫?
浴室・洗面所などの水回りに発生するコバエ。石鹸カスや皮脂等の油汚れが大好き。発生場所
汚れ・ヌメリが溜まりやすいジメッとした場所(トイレ、洗面所、厨房、風呂など)
チョウバエは少し湿った汚れのある場所に産卵して、そこで生育して成虫になり、また汚れを見つけて産卵する。引用:ウルトラがいちゅう大百科
ちなみに、大量の卵(約2日間で200〜300個)を産み、幼虫の期間は約14日間、蛹を経て成虫となり、4〜14日生きるとのこと。
気持ち悪い!
ではチョウバエの存在によって、何か人類に被害はあるのでしょうか?
ネットのさまざまな記事を見ていると、万が一身体に入り込んだ場合、
「ハエ症」となり、腹痛や下痢になるおそれがあるとのこと。
確かに、これだけ小さい虫なので、何かの拍子に体内に入り込むこともあるかもしれない…
ちなみに、お盆や年末年始など、長期で家を不在にすると、その間に繁殖してしまうこともあるのだとか。実際に、サトピーも9月にスペイン旅行で1週間家を空けていました。よくよく考えると、それ以前はチョウバエを見たことがありません。
いざ決戦!
さぁ、害虫だとわかったところで駆除です!
仁義なき戦い① 熱湯攻撃
いろいろ調べたところ、手っ取り早い対策が熱湯攻めでした。70度ぐらいの熱湯で幼虫が死滅するとのこと。
午前6時過ぎです。
ここに熱湯を注ぎます。
この排水溝の形状、もしかしたら見たことない方も多いのでは?
我が家(賃貸)はもともと県営住宅で仕様が少々古めかしく、掃除が手間取る構造です。
いつも我が家で大活躍のT-falちゃんが登場!
熱湯を流し込むと数匹の死体が浮かびあがってきました。
ざまぁ見やがれブタやろう
気分が高まってきたところで、湯船の排水溝や小物置き場など、発生源になりやすい箇所は徹底攻撃します。
その日の晩、お風呂に入っているとヤツの姿はみえません。
と思いきや!天井に一匹いました。
やるなー。今日のところは見逃してやろう。
翌日、再び早朝から熱湯攻撃を行います。
その翌日も翌々日も行います。
気がついたら朝一の日課が熱湯攻撃になっていました。
目覚めのアラームも2分早めましたよ。
ところが、毎晩天井にヤツは数匹潜んでいます。
うーん、仕方ない。覚悟を決めたサトピーは切り札を用意することとしました。
薬局やコーナンでは見つからなかったので、アマゾンでゲットしました!
仁義なき戦い② チョウバエコナーズ攻撃
さぁ第2ラウンド。今度は丸腰の相手に鉄砲で挑むような気分です。
今回サトピーが目をつけたのは、「風呂釜の下」です。
排水溝は繰り返しの熱湯攻撃で十分駆除できていると思えたので、敵の牙城として考えられるのはここしかありません。
さて、風呂釜の下を洗うには、
湯船の手前カバーをはずす必要があります。
おそるおそるはずしてみます…
ひぇー!!風呂釜の下って汚ねー!!(入居していまだ掃除したことなし。)
カバーの裏も汚いですぞ!(サトピーの風呂掃除力はまだまだ未熟でした)
すると・・・
あっ、やつがいました!見えますか?
真ん中ちょい左の黒いやつです。
ここからはいよいよ・・・
チョウバエコナーズの出番!
容器の半分ぐらいは発射しましたかね。大量のヤツを発見し、沈め込みました。
香りはとても良く、2時間以上漬けおきしてから、シャワーで洗い流しました。
その後、チョウバエの姿は見えなくなりました。
まだまだ油断はできませんが、とりあえずは勝利でしょうか。
後日、汚れていた風呂釜の下は、「黒カビキラー」で掃除しました。
完璧ではありませんが、多少は綺麗になりましたよ。
さて、小さいハエでお困りの方がいましたら、ぜひ参考にしてください。