大学3年生の私は、世間では就活予備軍。インターンシップに鬼のように参加していることが理想なのかもしれない。
しかし私はこう考えた。
就活始まる→今年が思い切り楽しめる最後の夏休み→そういえばアメリカって自由な国だよね→自由になりたい→とやかく周りに言われる前に→さっさとアメリカに行こう。
こうして半月ほど1人でアメリカに遊び呆けに行ってきたわけだ。
遊んでばかりいたわけではなく、しっかりおふろ部の取材もしてきたので許してください!!!!(言い訳)
さて今回のテーマは
American×Japanese Onsen
アメリカの方々はお風呂に浸かる派よりも圧倒的にシャワー派が多いですよね。
日常的にお風呂に浸からない彼らが、ましてや赤の他人と湯を共にするというこのOnsen文化にどんな反応をするのか、聞いてみました。
今回インタビューしたのは7名のアメリカンの方々。
小学生からティーンエイジャー、お父さんお母さん世代まで、幅広い層から面白い意見をたくさん聞けました。
【インタビューした方々】
Shawn(ショーン)
記事に取り上げられると知り、必死に自分の映える写真を選び、ウィンターシーズンのものを引っ張り出してきていました。日本大好きで、日本人の私に日本について語り出します。
Madison(マディソン)
あら、手に持っているのは、パンケーキ?
ここぞとばかりに生クリームのってるゾ。
それ1人で食べるのかな?さすがAmerican. カワイイネ。
Roman(ローマン)
あれれ?ギャングスタ?
やんちゃ盛りなんですね。
黒マスクでガチガチにきめたい時期。良き青年です。
Brandon(ブランデン)
かかかかわいいいいいい。
小学生×メガネ×照れた笑顔=(OvO)
こう見えてビートボックスが得意で
1人でひたすらにリズム刻んでる系男子。
Olivia(オリビア)
かわいいですね。かなりのスポーツ女子で、サッカー、バレーなどのチームに入り頑張っています。
運動音痴の私は羨望の眼差しで彼女を見つめると、彼女はスッと私から目をそらします。
Shannon(シャノン)
女優のような美しさですね。
今回のインタビューにもとても協力的に受けてくれました。彼女の笑顔は本当に美しいです、女優です。
Lyle(ライル)
左のもりもりな男性ですね。左は女優シャノンです。
そんなことより、この写真のチョイスですよね。
後ろにバケモンいますね。
素敵なみなさんですね。ご協力
さてさてそんな愉快な彼ら彼女らに色々質問してみました。
Q1. Do you know what Japanese Onsen (a hot spring) is?
(日本の温泉のこと知ってるかい?)
Yes 2人 No 5人
これは私的に意外な結果でしたね。
日本の温泉は有名であると勝手に思い込んでいましたが、案外知名度は低いようですね。
[スポーツ系女子オリビア]
『I am not really sure what they really are.』
(なんなのかよく分からないかな。)
こういう意見が他にも多かったですね。
[冬服のショーン]
『Yes they are a large open bath heated by volcanic activity. I also know many of them have lots of minerals in the water that help with skin health and other aspects.』
(火山の熱で温められたとにかく大きいおふろだよね。しかもそのお湯にはミネラルが、、、(割愛))
まさかの温泉の仕組みについて語り始めましたね。温泉ガチ勢Inアメリカです。
Q2. Would you go to Onsen if there was one close?
(近くに温泉あったら温泉に行きたいと思うかい?)
Yes 6人 No 1人
[パンケーキマディソン]
『Hell YEAH』
(ヘルイヤー。もちろんだよ。)
力強く答えてくれました。可愛いキャラか?と思ったら、強めですね。
[冬服のショーン]
『There is no question about it. I would go to a hot spring every day.』
(そこに疑いの余地はないよ、毎日行く。)
彼は自信満々で断言していましたが、近くにあって毎日温泉通います?
すごい好きならいいんですけどね、日本人の私は「インタビューだからって多少盛ってるだろ」と少し冷静な目で見つめていました。
[リズム系ブランデン]
『If it is a naked one, I wouldn’t』
(裸になるやつなら、行かないかな)
そうか、これがカルチャーショックなのか。小学生なんぞ裸になることなんて全く気にせず、温泉に浸かるどころか泳いではしゃいじゃうもんだと思い込んでいました。日本ならではの文化であると改めて感じますね。
Q3. In Japan, we go to Onsen and take baths with strangers. What do you think about that?
(日本では全く知らない人とお湯に浸かるんだけど、どう思う?)
[女優シャノン]
『I understand you go with strangers to hot springs and take baths with them. I think I would feel embarrassed at first but would get over my embarrassment quickly and then most likely enjoy the time.』
(知らない人と入るのは最初は恥ずかしいと思うけど、すぐ慣れて温泉を楽しめると思うわ。)
[もりもりライル]
「I was in the Marines, where we had to take showers all together at times. So for me it would be less awkward than for others, but I would not let it stop me from going」
(海軍に入っていた時にみんなで一斉にシャワーを浴びていたから、そこまで気まずさは感じないと思うね。まあ温泉に行こうとするこの僕を誰も、何も止められはしないよ。)
他の多くの皆さんが気まずい、変だね、WHY ジャパニーズピーポーと顔をしかめる反応が見られました。
そんな中、1人温泉に行かないと答えてくれたリズム系ブランデンは、
「If we are wearing something to protect the sight of our private parts, I think it would be fine」
(プライベートな部分を隠す何かを着ていれば、良いと思うよ。)
普通の温泉には大抵パンツなど履いては入られないので、おそらく彼は日本の温泉には向かないのですね。
Q4. What do you think of Hot tubs?
(湯船についてはどう思ってるのかしら?)
[パンケーキマディソン]
『I love hot tubes! I wish I had like 12. 』
(湯船は大好きよ!12個ぐらい湯船があったらいいのに。)
ええええええ??12個???正気???
と、冗談は受け流し真正面から真摯に受け取ります。
[黒マスクローマン]
『It’s very beneficial not only for your body but also your mind and soul.』
(体にいいだけではなくて、気持ちやソウルにもとても良いことだよね。)
さすがです、やっぱり良いこと言うんですねこの方。
人は見た目で判断してはいけませんね。真面目に回答してくれました。
Q5. In Japan we take baths for 20-30 min? What do you think about that?
(日本では湯船に20〜30分浸かることもあるんだけど、どう?)
[女優シャノン]
『I take a bath 5 days a week for at least 20 mins a day. I think it is a great way to bathe.』
(私も週に5日、最低でも20分は湯船に浸かるわ。とても良いわよ。)
[スポーツ女子オリビア]
『I also take baths for that long or sometimes l see it as relax time』
(私もそのぐらいお風呂に浸かるし、リラックスできる時間にもなるよ。)
ええええ。案外みんなお風呂に浸かってらっしゃるうううううう。
日本人が抱いていた、米人のシャワーしか浴びていないイメージはもう遅いのでしょうか!?でも、黒マスクのローマンや、リズム系ブランデンはシャワーのみ派でしたね。米国の中でも分かれるんですね、、、。
Q6. What do you think about Japan?
(日本についてどう思う?)
わーい!アメージング!クール!ワンダホー!インタレスティング!
全部いい言葉!!
みんな口を揃えて、日本に行ってみたいと言ってくれました。
日本人として嬉しいですね、誇りです。
Q7.In Japan if you have tattoos, you are not allowed to go into Onsen. How do you feel about that?
(日本ではタトゥー入っていると温泉には入れないんだけど、どう思う?)
もりもりライルにはタトゥーが入っています。
「日本の温泉といえば、タトゥーある方は入れません!!!」ですよね。
そこでボーナスクエスチョンを彼に聞いてみました。(以下英文略)
「日本ではタトゥー入っていると温泉には入れないんだけど、どう思う?」
「日本の温泉に行けないことは少し悲しいけど、ルールがあるし、それは尊重するよ。」
と悲しい表情でこう答えてくれました。
「日本ではタトゥーを怖い!と感じてしまう人もたくさんいるから、そのルールができたと言われているよ。でもその代わり、タトゥーを隠せば入れることもあるみたいだよ!」
「足にある大きいタトゥーはどう隠せば良いんだろう、、、あゝ長い靴下履けば良いのかアアアアア」
「それこそ入浴拒否イイイイイイイ」
と楽しく温泉トークしました。
以上、私のアメリカインタビュー終わりです!
たくさん意外な回答が出てきましたね。
2020年は東京オリンピック、多くの外国の方々が日本を訪れ、日本の温泉を知り、裸の付き合いをしてくれることを願っております。
今回協力してくれた7名の方、ありがとうございました!!!