こんにちわ。
これから話す内容は私が小学生2年生から高校三年生までしてきたサッカー人生で起きたちょっとした出来事です。中学2年生の時、全体的に毎日きつい練習をしていたころのとある日。当時、自分のサッカー部は毎週木曜日に20周の走り込み練習をしていたのですが、そこの練習から帰ってきたものの、真冬の夜だったのに、中々お風呂に入れなかった話です。
私はその日、自電車に乗って帰っていたのですが、家に着くまで30分位かかるところで練習していたのものあり、また外があまりにも寒すぎたのせいで、「あぁもうこれ、指なくなったんじゃないか」と思うくらい絶望に満ちてました。ウィンドブレイカーを着て帰っていましたが、服の隙間からものすごく凍えそうな風が入ってきて、もだえ苦しんだそんな日でしたので、「速攻で帰ってやる!」って気持ちで帰ることができました。おかげでスマホのマップの予想時間の半分の時間で帰ることができました。でも全力で寒い風を切って自転車を漕いだので、冷えに冷えたかじかんだ手で家のドアを開ける羽目に…。
湧きあがる安心感
そんな思いでドアを開け、部屋に入れた瞬間、暖かく安心感のあるあったかい空気に包まれました。心の底から「帰ってこれてうれしい」という気持ちであふれました。
またお母さんが晩御飯にアツアツの麻婆豆腐や中華スープとシュウマイ、炊き立てのご飯を作ってくれている最中だったので、よだれが止まらなく少しつまんでしまいました。練習場が砂場だったので手が汚れていたのと、走り込みの練習で真冬にもかかわらずドバドバ汗を流していた私。砂まみれにもなって、鼻水もこおって、くちびるも乾燥。またポカリスエットを飲んでいたせいかベタベタな汗をかいてしまいました。
そのような理由で一刻も早く汗を流したいと思い、真っ先にお風呂に向かいました。
お風呂場は、向かうまでにドアを二つ開けないと入れない場所にあり、一つずつ丁寧に開けます。しかし、ドアが開けられないほど手がかじかみ、力が入らないのです…。
絶望からのHOPE
一つ目のドアは何とか開けれたんですが、二つ目のドアが開けられず。力尽きそうと思ったときにお母さんが二つ目のドアを開けてくれました。
あまりの嬉しさに、体が疲れているのを忘れてしまうほどのスピードで服を脱ぎ捨て、本来なら洗濯機に入れる前に砂まみれの服を洗うのですがそれも後回しにし、シャワーで軽く砂や汗を流してから湯船に体を沈めました。
体が冷えすぎていたのもあり、あったかい湯船に浸かったはずが一瞬、なんか冷たくて手足が痺れてるかもという感覚に陥りました。
最初は一瞬で体を癒してくれるだろうと思っていたのでとても驚いたのを覚えています。しかし、お風呂の真価はそこではなく、お風呂につかり始めて少したってから訪れました。
まるでゆっくりアイスを溶かしていくようなスピードで、日向ぼっこをしているようなぬくもりで、ゆっくりと体の冷たさを溶かしてくれました。
ゆめみごこち
そこからは説明するまでもなく、あったかい湯船が部活の練習で疲れた筋肉や心のわだかまりをほぐしてくれました。
元々私はお風呂に入るのに毎回手こずっていました。お風呂に対して、「だだの熱いお湯だろ」みたいな認識しか関心を持っていない人間だったからです。
しかしこの出来事がきっかけで、お風呂の温かさや効能に気づき、感銘を受け、身も心もあたたまりました。お母さんが作ってくれた晩御飯を食べてお腹も膨らみ、髪の毛を乾かし、歯磨きをしてベットに横たわりました。
すべて終わったら気持ちよくて、倒れるように目を閉じました。
その後、失神から目覚めたみたいに目を開けたときには翌日の朝で、体の疲れも吹き飛んでいたので、とてもびっくりしたのと同時に、お風呂の効果に感銘を受けたのを今でも覚えています。
皆さんは私のように凍えるまで寒さに耐える必要はありませんが、寒い日はぜひ湯船に温かいお湯をためて浸かってみてはいかがでしょうか??
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