はじめまして!KPOPが好きで、カバーダンスが趣味のピョルです!
これから話すお話は、高校3年生の3月におふろ時間をきっかけに心の内に秘めていた想いに気付き、成長を感じられた出来事についてです。どれだけ仲の良い幼馴染や友達でもお互いの環境の変化などによって心の距離が生まれてしまう。このようなことを、成長していくうえで多くの人が感じた経験があるのではないでしょうか。私もその1人であり、その経験、そしてそこから学ぶことができたことについてお話したいと思います。
夢と思い出
高校卒業間近の3月のお話です。小学校から家も近くずっと一緒に過ごしてきた幼馴染と念願の卒業旅行に行きました。初日はディズニーランドに行き、学生時代最後の制服ディズニーということでたくさんはしゃぎ、アトラクションに乗り、2人でパレードに感動してとても心に残る楽しい思い出をたくさん作りました。
その日の夜は、ディズニーランド最寄りの舞浜駅から2駅ほど離れたホテルに泊まりました。3月といってもまだ春は遠く感じるようなそんな夜の気温、海が近いこともあり、10℃を下回って冷たい風が吹いていました。
その中でたくさん遊び、すべてのエリアをアトラクションやパレードのために何度も往復しながら、3万歩近く歩いた私たちは足も疲れて体も冷えています。次の日に備えてお風呂にしっかり浸かろうと、帰り道にイクスピアリに寄って入浴剤を買うことにしました。
とじこめた想い
ホテルに着き、まずセパレートタイプのお風呂にお湯をはりました。幼馴染に先を譲り、私はその後に。シャワーを終えておすすめされたプレイリストを流しながら、入浴剤が溶け、エメラルドグリーンに染まったお湯につかりました。そうするとランダムで再生されるプレイリストの中からディズニーランドで夜に流れる少ししんみりした曲が流れてきました。
その曲は「アクアスフィア・プラザ〜ナイト」という曲で、園内で帰り際に聴いたときになぜか懐かしく感じた気がしていました。よく考えてみると、小学校低学年のころに家族でディズニーランドに行き、その時に「まだ帰りたくないのに・・・」とこっそり涙を流した思い出のある曲だったのです。
これを聴いた瞬間、忙しくて忘れかけていた小さい頃の純粋に楽しんだり涙を流していたりした素直な気持ちを少しずつ思い出しました。そして小さな頃の幼馴染との思い出を一気に思い出しました。
しかしその中で、中学校のことまでは次から次に浮かんできて思い出せるのに高校に入ってからの2人の思い出はあまり思い出せません。その時は、コロナ禍であったり、バタバタと過ぎ去った3年間だったからだろうと少しモヤモヤした気持ちを無理やり心の奥に閉じ込めました。
成長の中で気付いた想い
あがってから、お風呂で思い出した懐かしい話を幼馴染に話したところ、せっかくなのでルーレットにお題を入れて止まったところにかかれている思い出話をしようということになりました。今思い出しても笑える話、今だから言える秘密にしていたこと、今までで1番の思い出などいくつかのお題を自分たちで考えてスマホのルーレットアプリに登録。
幼馴染の高校での思い出話を聞いていると、「あの時こんな感じ方をしていたのだ」「こんな悩みを抱えていたのだ」と思っていたよりも何倍も自分が知らなかったことが浮かんできて、不思議な気持ちになりました。おふろの中で懐かしい気持ちと一緒に、無理やり閉じ込めたモヤモヤの原因に気付いたのです。
中学校までは同じ部活で切磋琢磨して、つらい経験もうれしい出来事も毎日のように共有し合っていました。しかし高校に入り、熱意を注ぎたいこと、お互い将来のためにやらなければならないことなどに集中して、いつの間にか互いの本音を共有する時間が減っていたのです。
気持ちに余裕を持って相手と向き合えていなかったこと。
そのことで心の距離が離れてしまったこと。
もしかしたらなんとなく気付いていたけれど、高校時代の拙く不器用な心では気付かないふりをするしかなかったのかもしれません。モヤモヤの原因に気付いた私は先生が言っていた「大人になるにつれて本音で語り合える友達が減る」とはこういうことなのかな、と思ったと同時に、成長する中、忙しい日々の中で忘れたらいけないことを学べた気がしました。
そしてこのことに気付いた私は、自分の気持ちに素直になり友達と本音を語り合ったことで、より絆が深まったように感じました。進路が分かれた今でも定期的に本音を語り合える幼馴染との友情は貴重なものであり、これからもずっと大切にしていきたいと思っています。
おふろ時間の大切さ
自分の気持ちに素直になったり、思い出を思い出したり、1番大切なものについて高校最後に考えるきっかけとなったおふろでの1人時間。お風呂とは思い出の数々や自分の心とゆっくり向き合える場所であるのだと改めて実感しました。この出来事以降、考え事をしたいときはリラックスするために湯船に浸かり、その時の気分に合った音楽を流してお風呂に入るようにしています。
高校卒業という1つの区切りに心の内に秘めていた自分の想いに気付き、学び、成長できたことで、未熟だった心にも区切りをつけられたような気がしました。よい思い出でもあり、学びでもあったこの出来事は私にとって忘れられないお風呂との関わりです。
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ピョル
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