こんにちは。
突然ですが、みなさんは銭湯や温泉に行ったことがありますか?
多くの人が、一度は行ったことがあるのではないでしょうか?
銭湯について、私はひとつ印象に残っていることがあります。
それは大学時代、友達と一緒に、富士山のゴミ拾いプロジェクトに参加したことのときです。
残念ながらゴミ拾い自体の場面は思い出せないのですが、そのあと参加した人達でスーパー銭湯へ行きました。
そのなかには留学生が数人参加していたのですが、いざ銭湯にはいろうとすると、その留学生たちが
「え?知らない人たちと一緒にお風呂にはいるの?」
と言っていたのです。
日本人のわたしにとっては知らない人と銭湯にはいることはもちろん、修学旅行などで友達と大浴場に行くことは普通のことでしたが、留学生にとっては初めての体験だったようです。
こんなところにも文化の違いがあるのかと、当時の私は驚きました。
最初は戸惑っていた様子の留学生でしたが、段々と楽しそうにしていたのが印象的でした。
日本のお風呂
留学生が驚いた日本の銭湯ですが、実はながーい歴史があります。
寺院では七堂伽藍の1つに浴堂を数え、施浴が盛んに行なわれました。奈良の東大寺や法華寺には、今でも大湯屋や浴堂が残っており、当時の名残りをとどめています。家々には浴室がなく、町湯もなかった時代、寺院の施浴は宗教的な意味だけでなく、庶民にとって、うれしい施しであったわけです。施浴によって、庶民が入浴の楽しみを知ったためでしょうか、平安時代の末には京都に銭湯のはしりともいえる「湯屋」が登場します。
……平安時代からある銭湯ですが、今では岩盤浴・サウナなどもあり、ただお湯につかるだけでなくリラックスしたり楽しんだりするものになっていますね♪
こんな風に昔からお風呂を楽しむ日本人は、大のお風呂好 きなのではないかと思います!