おふろ×SDGs

香りが苦手な方でもOKな繰り返し使える入浴「材」 ~炭の力は偉大なり~

2022-02-02

皆さんこんにちは、ひぃやんです。

今年の立春まであと2日、暦のうえでは春が始まろうとしています。

 

ですが!

 

暦とか嘘でしょ! というくらい寒いですよね…

なので、多くの人が湯船に浸って体を温めているのではないでしょうか。

 

私も毎日必ず湯船に浸かり、体の中から温まるようにしています。

そこで登場するのが入浴剤。

普通のお湯に入るだけよりも、色や香りによるリラックス効果や体を温める効果が期待されますね。

ただ、香りが苦手で入浴剤は使っていない、という方も中にはいると思います。

 

そんな方に向けた入浴剤、いや入浴材としてご紹介したいものがあります。

それがこちら

・・・炭!

 

見た目は地味ですが、結構いい働きをしてくれるんです!

なにせ、実際に温泉で炭風呂を提供しているところもあるくらいですから。

 

旅の宿丸京(栃木県鬼怒川温泉:炭澄の湯)

長生の湯(和歌山県南紀白浜温泉:備長炭風呂)

つかさ湯(兵庫県神戸市の銭湯:竹炭風呂)

 

 

では、なぜ炭が入浴材としていいのか、ご紹介したいと思います。

 

①遠赤外線の効果で体の芯からポカポカに

入浴で一番効果的なのは、なんといっても体を温めてくれること!

その点、炭火焼きなどでも言われるように、炭から出る遠赤外線の効果で体を温めてくれます。温熱効果はバッチリ!

 

②お湯がやわらかくなる

炭には、無数の微細な穴が開いている「多孔質」という性質があります。

この穴、なんとお湯に溶けている塩素等を吸着するため、お湯がなめらかになるんだとか。

木炭は「多孔質」という性質を持っています。木炭は基本構造として無数の微細な穴を有しており、これが水分や物質の吸着機能を生み出し、住宅の床下の湿度調整、室内の消臭、有害化学物質の吸着等に効果を発揮します。

出典:林野庁

また、吸着するのとは反対に、炭に含まれているミネラル分がお湯に溶けることで、肌触りがいいお湯になるという効果もあるらしいです!

 

③繰り返し使える

通常の入浴剤だと、投入して溶けてしまえばそれで終わりですが、炭の場合は使用後にちゃんと乾かせば繰り返し使うことができます。塩素等の吸着効果も1ヶ月~半年くらいは長持ちするようです。

値段もお手頃なのだと、1,000円台で購入可能。高い入浴剤だと10回分で3,000円するものがあったりすることを考えると、コスパ的にもあり!

 

さらに、下駄箱や冷蔵庫などの脱臭剤としても使われるように、においの成分を吸着する効果もあるので、香りはきつくて入浴剤はちょっと・・・という人も、これなら気にならずに使うこともできるのではないかと思います。

 

 

ということで、今回私が準備したのはこちら!

紀州備長炭(お風呂・お部屋用)

やっぱり炭といえば備長炭でしょ~(笑)

という安易なノリで用意しましたが、この後思わぬ展開に・・・

 

 

では早速投入、の前にやはり炭で気になるのはスス。

なので投入前に軽く洗います。

洗面器の色が暗くてわかりづらくなってしまいましたが、まあまあススが取れています。

 

洗ったところで、ネットに入れて湯船に投入。

給湯式、湯沸かし式いずれの場合も、最初から投入していてOKだそうです。

我が家は給湯式なので、お湯を入れる前に投入。

 

お湯が溜まったので見てみると・・・

当然ですが、見た目には何も変わりません。においも特になし。

しかしネットを持ち上げると、

「シュワシュワシュワ~」

 

!!!!!

 

写真だと全く伝わらないんですが、ネットの中が気泡でいっぱい!

なので、お湯から取り出したときにめちゃくちゃシュワシュワしていたというワケ。

これは、お湯の中の塩素等を炭が吸着する代わりに、炭も無数の孔にもともと入っていた空気が出てくるからなんですね。

しかも一度取り出しても、また沈めるとすぐに気泡が出てくる!

 

うんともすんとも言わないのと違って、炭を入れたことで明らかに何かが起きている!

単純な私はこれだけで何か体によさそうに感じてしまいます。

 

水がなめらかになった、といった劇的な変化はあまり感じませんが、肌が弱くてさら湯だとピリピリするという人は、より変化がわかるのかもしれません。

それくらい些細な変化も自然は入浴材ならでは、とプラスに思えてしまう。印象って大事ですね(笑)

 

入浴後は、よく水を切って乾かしておけばOK♪

浴槽も、軽く洗い流しておけば黒い汚れが残ることもありません。

 

また今回の備長炭は、1週間に1度程度、袋から取り出してきれいに洗って干して(できれば天日干し)おけば、半年くらい使えるそうです。

私は使い始めて1ヶ月くらいですが、いまだにシュワシュワと気泡が出ていて、すでに市販の入浴剤よりも低コスパになっているかも!

 

しかも、入浴材としての役目を終えた後も脱臭剤として使うことができるということで、なんともお得です。

 

 

 

いかがでしょう。

香りが苦手な方でも十分使っていけるものだと思います!

使い切りの入浴剤に比べると、確かに手間はかかるかもしれません。ですが、何度も繰り返し使えることや、入浴材としての役目を終えた後も脱臭剤として再利用できることからも、かなりのエコになるのではないかと思います。

本当に、炭の力は偉大!

 

私が使っている備長炭のほかにも竹炭も販売されているようですので、皆さんのお好みで使ってみてはどうですか?

 

 

免責事項

アバター画像

ひぃやん

足を伸ばしてゆっくり湯船に浸かることがお風呂での幸せだと感じるアラサー社会人♂下戸だけど、露天風呂でお酒を嗜む贅沢にあこがれています

このライターの記事一覧

  • 前の記事を読む
  • 次の記事を読む

カテゴリー