長期の休みのたびに貯金を全額引き出し旅に出るおふろ部ライターあかりんです!
いきなりですが、ラオスと聞いて何を想像しますか?
お寺?象?そもそもラオスってどこ、、、
そう思った人も多いのではないでしょうか。
ラオスに訪れる前の私もそうでした。
ちなみにラオスは
です!
日本から約3900キロ。東南アジアのインドシナ半島に位置する国です。
今回は私が2年前の夏に訪れたラオスでのあるサウナ体験をご紹介します!
ラオスにそもそも何があるんだって思った人、
サウナという言葉に引き寄せられた人、ぜひぜひ最後までついてきてくださいね。(笑)
それではいってみましょう。
一見ただの家!?な『Rao Red Cross』
こちらが、私がサウナ体験をした場所、『Rao Red Cross』です。
私が宿泊していたゲストハウス「DownTownBackersHostel」から歩いて15、20分ほど。
観光客もよく訪れるお寺、ワット・ビスンの向かい側に位置しています。
一見ただの家?!と思い、通り過ぎてしまいそうな雰囲気ですが右端に注目!
この赤い十字のマーク、どこかで見たことがあるという方もいるのではないでしょうか??
実はこれ、ラオス赤十字が運営している施設なのです!
赤十字が運営と聞くだけで不思議と安心感が増します(笑)
ラオス伝統!薬草サウナとは
国の約70パーセントが高原と山岳地帯、チベットを源流とするメコン川と、自然豊かな東南アジアの国ラオス。自然の恵みを活かし、古来より植物の力を借りて医療を行ってきたラオスのマーケットでは、今でも薬効成分を持つ薬草や薬木が所狭しと並んでいます。
「薬草サウナ」は、そんなラオスから生まれた伝統的な療法のひとつです。出典:Travel.jp
そしてその「薬草サウナ」を体験できる場所が、この赤十字が運営している『Rao Red Cross』なのです!
いざ、薬草サウナの世界へ
ラオス国内には他にも何個かサウナはあるみたいですが今回私が訪れたのはルアンパバーンという町にあるところです。
利用者は圧倒的に地元人が多く、友達と二人で訪れた時も周りからの目線がすごかったです(笑)
いざ中へ。
簡易的なロッカー(写真左側)があり、チケットを買い、荷物を預けます。
中は男女別のサウナ室に分かれていて、休憩所は共有という形でした。
休憩所では水と温かいお茶が無料で飲めます!
サウナの中は薬草の香りがし、そして真っ暗!
照明はなく、入ると人の気配はするものの湯気がすごくて何も見えない。
暗闇からはよくわからない言語がきこえてくる、、、。
「あぁ私今ラオスにいるんだなあ」と一番実感した瞬間です。(笑)
で、実際どうなの薬草サウナ
実は私、熱いのと密室が苦手で今までサウナに対する苦手意識があり、行ったことがなかったのですが、
今回は海外ということもあり、挑戦してみました!(笑)
無理しない程度に休憩をし、こまめに水分を取ると徐々に体が慣れていき、体が芯から温まる感覚が気持ちよかったです!
また水とお湯が用意されているので好きなだけ飲めたところもよかったです。
普段運動をしないので久々に汗をかき、薬草の効用なのか肌もしっとり。
「意外とサウナいけるかも!」と思い、帰国してからは温泉や銭湯に行くたびにサウナに入るようになりました。(笑)
最後に
「旅先で何もかもうまくいったら、それは旅行じゃない」
これは村上春樹さんのエッセイ本「ラオスにいったい何があるというんですか?」に出てくる私の大好きな一文です。
元々私はラオスでサウナに入る予定もそもそも薬草サウナの存在も知りませんでした。
偶然、旅先のゲストハウスで出会った人に教えてもらい訪れた薬草サウナ。
思いがけない出会いや出来事も旅先ならではですよね。
みなさんも旅行に行くときは普段とは違うお風呂体験をしてみてはいかがですか?
きっと素敵な思い出になるはずです!