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【最大6,800円のトク】名湯揃いの「日本の秘境」がグッと近くなる 冬限定の超得キャンペーンを見逃すな!

2018-03-13

こんにちは、温泉大好きはしもです。今回は、日本の秘境と言われる奈良県十津川村の温泉旅行のご提案をしたいと思います。

いきなり「秘境」と言ってしまいましたが、ご安心を。ちゃんとバスが出ていて、車がなくても簡単にたどり着いちゃいます!

ただしバスは1日3本。そしてこのバスがとんでもない変わり物で……?

春休みに温泉旅行に行きたい皆さんにおすすめする、お得で楽しい路線バスの旅をご紹介します。

 

 

難波から乗換1回!十津川村は意外と近い…?

 

奈良県南部の山あいにある十津川村は、日本一広い村としても知られています。面積672.4kmというと、東京23区よりも広いんです!

 

出典:Google Maps

 

十津川村へのアクセスは、近鉄の大阪難波駅から乗換がたった一回と超簡単、大和八木駅でバスに乗り換えるだけです。

そのバスの検索結果がこちら。

 

出典:Yahoo!乗換案内(検索結果を編集しました)

 

「な、なんだこの文字びっしりの検索結果……」と驚く方も多いはず。

何を隠そう、この路線バス、一般道路を走る路線バスとしては日本最長なんです。大和八木駅から紀伊半島を縦断して和歌山県の新宮駅まで約167kmを7時間弱かけてのんびりと走るトンデモナイバスなんです。停留所は165個!新大阪から岡山が新幹線で180kmですから、いかに長距離かおわかりいただけるでしょう。

もちろん車窓は絶景続き。バスはひたすら渓谷沿いを走ります。

 

 

「でもそんなにバス乗りたくないよ……」

という皆さんのため息が聞こえてきそうですが、このバス代が無料になるとしたらどうですか?

 

 

最大6,800円のトク!超太っ腹な「バス代キャッシュバック」を使いこなせ!

 

奈良県南部では、冬の間、宿泊した人に路線バス代を全額キャッシュバックする超お得なキャンペーンを行っているのです。対象となるのは3市10村の85施設。超太っ腹な企画です。

このキャンペーンの期間は2017年度は12月1日から2018年3月4日までなのですが、十津川村だけ3月30日まで続けてくれるのです。超太っ腹!

春休みの思い出に、日本一の路線バスの旅。無料とあればするしかない!そう思いませんか?

 

ルールは簡単。

 

  • 1.行きのバスを降りるとき、現金で普通に運賃を払ってから乗車証明書を運転手さんから受け取り、
  • 2.宿で乗車証明書を見せてバス代をキャッシュバックしてもらい、
  • 3.宿の人に帰りの経路を伝えて乗車券を作ってもらい、
  • 4.帰りのバスの運転手さんに乗車券を渡すだけ

 

です!大和八木駅から十津川温泉のバス代が片道3,400円なので、往復で6,800円のトクをする計算になります。帰りは行きと同じルートである必要はなく、同じ路線であれば途中下車をしても大丈夫です。乗る経路を正確に伝えれば、その分のバスチケットを全部用意してくれます。行きももちろん途中下車し放題。降りるたびに忘れずに乗車証明書をもらえば、何回バスに乗っても全額返ってきます。

 

参考ページ:

「路線バス運賃キャッシュバックキャンペーン」‐十津川村観光協会お知らせ

「奈良県奥大和地域宿泊者限定!路線バスキャッシュバックキャンペーン」‐奈良県

 

 

どこに行ってもハズレなしの十津川村の温泉って……?

 

十津川村には3つの温泉がありますが、なんとどの宿に行っても源泉かけ流し!

源泉かけ流しとは、新鮮な温泉水を消毒したり循環させたりせずに使っていることで、自然のままの温泉が楽しめるのです。

日本で初めて全村が源泉かけ流しであることを宣言した十津川村は、温泉にトコトンこだわっています。

 

 

温泉その1:400年以上の歴史がある湯泉地温泉

 

16世紀の記録にも残っているという古湯・湯泉地(とうせんぢ)温泉は、単純硫黄泉というほんのり硫黄の香りがする優しいお湯です。

訪れたのは、滝の湯という共同浴場。十津川村役場前のバス停から歩いてすぐのところにあるこの温泉は、木の香りあふれるきれいな施設。湯の華も浮かんでいてとってもいいお湯です。

 

 

「単純硫黄泉」は一般にイメージされる匂いや刺激の強い硫黄泉の中でもまろやかで刺激が少ないものなので、敏感肌の人も入りやすいという特徴の泉質です。

 

硫黄泉に含まれる硫化水素成分には毛細血管を拡張する作用があり、酸素や栄養が体内に順調に供給されるので、クリアな美肌へ導いてくれる。また血液の循環がよくなることにより、滞ったメラニンの代謝を促してくれるため、くすみや目のクマ対策に期待ができる。さらに硫黄泉には、過剰な皮脂を乳化して落とす作用もあるので、テカリ肌やニキビ肌、毛穴の汚れが気になる人にもおすすめだという。

 

引用:「温泉の美容効果を高めるための『泉質選び』『入浴作法』」-女性自身

とろみのあるお湯に入っていると、肌が包み込まれる感覚になってスベスベとします。前日脂っこいものを食べてテカリ気味だった肌がさっぱりとした気がしました!硫黄のおかげかもしれません。

 

温泉その2:村の中心部にある十津川温泉

 

湯泉地温泉でバス1本分(2時間半)の温泉巡りを楽しんだ後は、次のバスに乗って十津川温泉へ。

十津川温泉の泉質は、ナトリウム‐炭酸水素塩泉で、こちらもとろみがあるお湯が特徴です。入浴後はよく温まりました。

僕は十津川温泉に宿をとることにしました。泊まったのは「民宿松乃家」。もちろんここも源泉かけ流しです。

おふろは景色が楽しめる露天風呂。夜はライトアップされていて、一日中楽しめちゃいます。

 

 

 

炭酸水素塩泉……とくに「ナトリウム・炭酸水素塩泉」は、古い角質や汚れを落としてくれるクレンジング作用があり、肌をふっくら、つるつるに。(中略)できれば10分以内に保湿ケアを行えば美容効果は倍増する。

 

引用:「温泉の美容効果を高めるための『泉質選び』『入浴作法』」-女性自身

 

入浴後、自分の腕をさわってみると肌がスベスベになったのにすぐ気づきました。まさに温泉の泉質のおかげかもしれませんね!

そして、ここの宿の魅力は美味しいご飯!朝食付きプランにしたので、夕食は外で食べたのですが、朝食はおふくろの味といった感じの優しい味付けのおかずがずらり。地元の名物「さんまの丸干し」までついてきて豪華です!これでお値段なんと6,000円(税込;1名利用は1,000円増)!往復のバス代より安いではありませんか!笑

 

 

ついついご飯が進んじゃう美味しい朝ご飯を食べたら、もう一つの温泉に向けて出発です。

 

 

温泉その3:山道の先に絶景露天:上湯温泉

 

十津川村から新宮に向かうバスの始発は13時台。それまでの間に、せっかくなので村にあるもう一つの温泉「上湯温泉」に向かいました。十津川温泉から4kmほど山道を登った先にあります(一日2往復村営バスも出ています)。

 

 

手作り感あふれる看板が見えたら道路から階段を下ります。そして、露天風呂の写真がこちら!

 

 

川とほぼ目線が一緒!雄大な自然をひとりじめできる絶景温泉です。泉質は十津川温泉と同じナトリウム‐炭酸水素塩泉ですが、ここのお湯は湯の華の多さが特徴です。

 

 

もっとお得に楽しむためのキャンペーン

 

路線バスの運賃が全額キャッシュバックになるというたいへんありがたいキャンペーンをやっている十津川村ですが、さらにオトクになっちゃうキャンペーンもやっています!

 

 

キャンペーンその1:三湯めぐりストラップ

 

源泉かけ流しの温泉がオトクに楽しめるのがこちらの「三湯めぐりストラップ」。村に4ヶ所ある共同浴場のうち好きな3ヶ所に1,000円で入れます。

通常料金はそれぞれ300円~600円。3つ入れば簡単にモトが取れますね。

 

 

キャンペーンその2:十津川温泉のれんラリー

 

十津川温泉街にあるお店や旅館ののれんを「15枚くらい」撮影して見せると村の特産品がもらえるというたいへん楽なキャンペーンが、2018年3月末まで行われています。

「15ヶ所も回れないよ……」という心配はご無用。村の中心部というだけあってお店がびっしり建っていて、15分もあれば簡単に写真を撮れてしまいます。しかも、のれんを撮ればいいので店が閉まっていてもOK。バス停前の「ふくおかストアー」の店主に写真を見せれば、景品がGetできます。

 

バスセンターにものれんがあります。見つかりましたか?

 

 

行くしかない!とってもオトクな十津川村温泉旅行

 

「日本の秘境」と言われる十津川村ですが、源泉かけ流しの温泉と大自然、そして美味しい食事も楽しめる素晴らしい村です。3つの温泉全てに美肌効果が期待できるというのも嬉しいですね!

そんな魅力的な村に行くなら今がベスト。2018年3月末までに十津川村で泊まった人は、往復のバス代がタダになっちゃう超オトクなキャンペーンに参加できるからです。

その他にも「十津川温泉のれんラリー」など、今だけのオトクなキャンペーンをやっている十津川村。キャンペーンを使いこなしてオトクで楽しい温泉旅をしてみてはいかがでしょう?

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はしも

温泉大好き東大生。2017年は1年で100ヶ所以上の温泉を訪れました。東大温泉サークルOKRの代表として、日々温泉と真剣に向き合っています。温泉以外の趣味は、鉄道と料理。温泉旅行の合間に楽しんでます。

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