こんにちは、するめいかです。
突然ですが、皆さんの家には、お風呂はいくつありますか?家のお風呂は何をする場所ですか?
えっ?普通は一つじゃないの?温まったり体を洗ったりするところじゃないの?と首を傾げたそこのあなた。
まだまだですねえ(ニヤリ)
それだけじゃないんですよ、お風呂は。
…というのは、ついこの間大学の講義で知ったことでありまして…(するめいかは住居系の分野を勉強しております)お風呂の持つ可能性についてもっと知りたい!!と思っていたところ、なんと旭化成ホームズ(株)さんが、快く取材を引き受けてくださるとのこと。
なんて運がいいんだ!!早速、行って参りました。
それでは、旭化成ホームズさんのショールームを取材してわかった、おうちのおふろが持つ力、皆さんにも知っていただきましょう!!
〇一軒にお風呂をふたつ、という選択
「ヘーベルハウスは二世帯住宅に力を入れているのですが、その中にはお風呂が二つあるご提案が多いです。」
そう語るのは、旭化成ホームズ(株)二世帯住宅研究所の、松本吉彦さん。
そうなの!?一緒に暮らしているのに別々のお風呂を使うって、なんだかさみしい気もするけれど…
「『生活を離すと、気持ちがくっつく』というコンセプトに基づき、生活領域を、二つの世帯でしっかり分けることで、お互いに気兼ねすることなく暮らせる。そのゆとりから、お互いを思いやる気持ちが生まれる、という考えなんです」
なるほど…確かに、入る時間やお湯の温度、お風呂掃除など、お風呂は気を遣うポイントが多いですものね。するめいかは、お風呂は一家に一つしかないものだと思い込んでいましたが、二つあってもよいのかもしれませんね!
〇“光熱費ゼロ”のエネルギーシェアシステム
でも、お風呂を二つつけるとなると、光熱費が心配です。
「そんな二世帯住宅のために生まれたのがエネルギーシェアシステムです。ガスとお湯と電気で作るエネファームと、太陽光発電を組み合わせ、両世帯で分け合って効率よく使うことができます。エネルギー消費量を大きく削減し、二世帯分のCO2排出量、光熱費の収支を年間でゼロにすることも可能です。」
これなら、環境にも優しいし、お互い気兼ねせずに過ごせそう、良いことづくめですね。
〇家族の架け橋、孫共育
「それだけじゃないんです。二世帯住宅では特に、お風呂は孫共育のための格好の場なんです。」
孫共育?初めて伺います。
「孫共育は、二世帯住宅の特徴を生かし、両親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃんも一緒になって子供を育てていこう、という提案です。お風呂は、子供のお世話の中でも、おじいちゃん、おばあちゃんが手伝いやすいものですね。それに、ひらがなや地図を教えたりできる、とても都合の良い場所なのです。」
へえ!楽しそうなお風呂ですね
〇安心・安全のお風呂
でも、おじいちゃん、おばあちゃんと子供のお風呂、怪我や事故の心配はないの?
「もちろん、そういったものを予防するために、様々な工夫がなされています。」
「浴室と洗面所の床は段差なくつながり、お湯が洗面所にあふれ出ないように工夫がされています。速乾・断熱性のある床は、掃除が楽なだけでなく、転倒の防止にもなります」
「また、浴槽の底と洗い場の床との高さの差が少なくなるように工夫されています。高低差が少ないと、転びにくく安全なんです。それから浴槽の中についているてすり!てすりは安全面でとても重要です。入ってみるとわかります。」
本当ですね!安定感が違います。しかも、足のところに段があって、座りやすいです。
「よく気づきましたね。それは、溺れるのを防止するストッパーにもなるんですよ。小さい子供とお風呂に入る場合は、そこに子供を座らせることもできます。」
なるほど!何気ない形にも、工夫が込められているのですね!
日本が誇るお風呂の文化。その力を改めて感じることができました。
旭化成ホームズさん、ありがとうございました。
これから二世帯住宅を検討する人も、そうでないひとも、ぜひ、暮らしの参考にしてください!