お風呂でリラックスしたいときなどに役立つのが入浴剤。
最近は、発汗を促すものや保湿・保温効果のある入浴剤など機能的なものもありますよね。
でも、たくさん種類があるので何を選べばいいのか悩むという方もいるのではないでしょうか?
そんな方に入浴剤の豆知識♪
実は、入浴剤は大きく分類されていて、これを意識することが大切なんです!
入浴剤にも種類があるんです
入浴剤は、どこへ効果をもたらすかによって「医薬部外品」「浴用化粧品」「雑貨」に大きく分けることができます 。
「医薬部外品」と「浴用化粧品」は、身体へ作用することを目的とした商品。そのため薬機法で規制されています。
「医薬部外品」の入浴剤は薬のように体の諸症状を緩和し、「浴用化粧品」の入浴剤は石けんのように肌を清潔にしてくれます。
「雑貨」の入浴剤は、身体への効果はなく湯船の色やにおいを変化させることが目的です。
これら入浴剤は、その種類によって表示内容も異なるんです。
具体的にはどのような違いがあるのでしょうか?
「医薬部外品」
厚生労働大臣による承認制で、医薬品と同様に厳しく規制されています。
あせも、疲労回復、ひび、あかぎれなどの症状に有効な成分が含まれています。
効果・効能は細かく表記されています。
医薬部外品の入浴剤はこんな商品
バブ ゆずの香り
疲労回復、肩のこり、腰痛、冷え症、神経痛、リウマチ、痔、あせも、しもやけ、荒れ性、ひび、あかぎれ、しっしん、にきびの症状を和らげる効能があります。
炭酸が特徴的な入浴剤です。
「浴用化粧品 」
医薬部外品のように体への医学的な効能はなく、美容目的で製造された入浴剤です。
表示できる効能・効果は「皮膚を清浄にする」「皮膚をすこやかに保つ」などに限定されています。
浴用化粧品の入浴剤はこんな商品
ウルモア
乾燥肌もやさしく包み込み、潤いをもたらします。
乳白色のお湯で、お肌がすべすべに。
「雑貨」
「医薬部外品」や「浴用化粧品」の入浴剤が身体への効果を目的にしているのに対して、「雑貨」の入浴剤は湯船の色や香りを楽しむことを目的とします。
そのため、人体への影響は表示できないことになっています。
雑貨の入浴剤はこんな商品
sunherb サンハーブ
さまざまな香りを楽しむことのできる入浴剤です。
パッケージがとてもかわいいのでプレゼントにもいいですね。
普段意識することはないですが、入浴剤にも種類があって、それによって表示できる内容も違うんですね。
ちなみに私のおすすめは、医薬部外品の入浴剤。
激しい運動をしたあとに使用しているのですが、心も体もリフレッシュできます。
製造法も厳しく規制されているので安心です。
何か効果を得たい、というときは「医薬部外品」「浴用化粧品」の入浴剤、香りや色を楽しんで気分転換したいときには「雑貨」の入浴剤というように使い分けるのもいいですね!
入浴剤を購入する時に参考にしてみてください!