あなたは、おふろの道具をきれいに使っていますか?
毎回しっかり洗っていますか?
私にはわかりませんが、彼らはよーく知っているようですよ。
ほら、耳をすませば聞こえてきます。
おふろ場の、住人たちの声。
今日は、シャンプーくんが誰かに話しかけているようです。
???「フッ…やっと今日も仕事が終わったぜ。」
シャンプー「かがみくん、おつかれさま!」
かがみ「ああ。今日もビューティフォーにこなしてやったぜ。」
シ「やっぱり、かがみくんっていつ見てもクールだよねー!」
か「ま、当然だな。」キラッ
キャーーーー// ステキーーーー//
シ「すごいなぁ。やっぱかがみくんは」
か「主を美しく映す。それが私の使命だからな。」
シ「さっすがー!」
シ「でも、かがみくんには悩みってないの?」
か「・・・」
シ「あっ、なんかあるんだ(笑)」
か「・・・いや、別に。」
シ「何かあるなら話きくよ…?」
か「まぁ、些細なことだがな。」
か「なぜ、俺は浴場にあるのか。その理由が分からないのだ。」
シ「・・・(思ったより深刻だった)」
か「映し出すという私の機能。それは入浴時の湯気によって完全にかき消されてしまう。」
「主は私を使用するとき、手で私をこすったりシャワーで洗い流さなければ使うことはできないだろう?」
シ「たしかに。」
か「俺は主を美しく映し出すことができる。しかし、風呂場で映し出す必要があるだろうか?」「しかも、掃除の際には最も汚れている場所のひとつとして主をてこずらせてしまう。」
か「俺に存在価値などあるのだろうか?」
シ「・・・(めっちゃ深刻じゃん。)」
シ「だ、大丈夫だって!!」
か「そうか?」
シ「だって、本当にいらないならご主人様はかがみくんを使わないはずじゃん!」
シ「しかも、きみがいるだけでおふろ場全体が広く見える!はず!!」
か「そうかそうか」フフッ
「シャンプー、ありがとな」
シ「いえいえ!」
シ「でも確かに、ご主人様がかがみくんをキレイにするときってすごい時間かけるよね~」
か「俺を入浴後に毎日掃除するだけで、そんな手間かからないんだけどな。」
シ「えっ、そうなの?」
か「あぁ。スポンジや新聞紙などを湿らせて私を一拭きするだけで、かなりの効果がある。」
すぐに水垢が付いてしまうお風呂の鏡ですが、実は「新聞紙」さえあれば、とても簡単にキレイにすることができます。
新聞紙を折りたたみ、軽く濡らして布巾のようにして鏡を拭きましょう。インクの成分が汚れを落とし、同時に曇りも防止してくれます。拭き終わったら捨てるだけという手軽さも嬉しいですね。
シ「そうなんだ!」
か「主にはぜひとも試してほしいものだな。」
シ「・・・・・・」アハハッ
か「・・・」フッ
かがみくんの悩みも解決して、盛り上がっているようですね。(笑)
今日はここまで。
次はどんなお話が見られるのでしょうか。
~To Be Continued~