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阪神淡路大震災から変わった我が家の習慣とは

2017-01-18

22年前の昨日(1995年1月17日5時46分52秒)、阪神淡路大震災が発生しました。

僕は毎年この時期になると家族と震災についての話をするようにしています。

その中で実際に神戸で震災を経験した母が、震災の後から出来た我が家の習慣について話してくれたので、紹介します。

 

 

1.地震が起こったらどう対応するかを家族で話し合っておく

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僕が小学生の頃は常日頃から「こんな場面に地震が起きたらどうする?」

というような質問形式で母が僕に尋ね、僕が「ここに避難して、こうするよ!」というように答え、じゃあこういう時はここで会おうね!

と言ったように様々なケースを想定し話をするようにしていました。

その中でも、特に話していたのは、寝ている時、トイレに入っている時、お風呂に入っている時といった自分一人になっている場面の想定でした。

一人の時にパニックにならないようにこのようなケースを想定した話をしてくれていたんだと思います。

お風呂で地震があった時の対処法の記事もありますので、その記事を参考に家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?

 

 

2.浴槽にお湯を残しておく

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母に震災後、最も困った事を聞いた時に水道から水が出なかったことを挙げてくれました。

給水車が来てくれたりしたのですが、給水車が来たとしてもすごい列で生活に十分な水を手に入れることができなかったそうです。

そんな時に、浴槽に残り湯を貯めていたらな~と思ったことから今現在もお風呂場を掃除するまでは、残り湯を貯めています。

この習慣は、2年ほど前に地震ではないのですが僕の近所の水道管が破裂した時に水が出なくて困っていたのですが、お風呂に水を貯めていたためトイレを流す水などに困らずにすんだといった経験もあるため、地震だけでなく日々の生活のトラブルにも役に立つと思います。

 

 

3.必ず仲直りをしてから家を出る

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これは、我が家の中での今も残る唯一のルールです。

なんでこんなルールを作ったのかというと、震災を経験し、

朝出て行った父が夜になって帰ってくるということが当たり前なことではないんだと

母が気づいたからだそうです。

もしかしたら、家を出て帰って来なかったら、家を出る前に喧嘩したこと、仲直りしなかったことを深く後悔してしまうであろうというところからこのルールができたそうです。

この3つ目のみお風呂と関係ない習慣ですみません。

でも、この我が家のルールから、大切な家族、友達、恋人が生きているということは決して当たり前ではなく、とても尊いことであるということを伝えたくてこの習慣について書きました!

 

僕は阪神淡路大震災があった時はまだ母のおなかの中にいました。

ですので、自分が経験したことではなく家族から聞いた話を記事にまとめました。

神戸の街は地震があったことを忘れてしまうほど綺麗になっています。

ただ、この地震のことを忘れてしまってはいけないと思います。

皆さんも、新聞やニュースをみて少しは地震について考えてもらえれば幸いです。

 

 

 

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カナメ・ジョン

野球とビールを愛する大学生 おふろあがりのビールを飲みながらナイター中継を見るのが至福のひと時。

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