前回に引き続き、お風呂の達人のお2人へのインタビューをお届けします。
前編をまだ読んでいない方はまずこちらの記事をどうぞ!
【お風呂の達人Wインタビュー前編】お風呂に毎日入る人は○○度が高い!?
れみぱん)
これだけ入浴文化が根付いている日本なのに、
お風呂の研究があまり進んでいないのは、イチおふろ部員として残念です(涙)。
逆に、これからお風呂の研究がもっと進んで、
「お風呂ってこんなにいいこといっぱい!」ということが分かれば
海外にお風呂文化が広まることもありえるのでしょうか?
日本のお風呂、海外へ行く!?
國井社長)
兵庫県の城崎温泉は外国人にとても人気があります。
一方で、海外ではバスタブに入るのは女性的なイメージで、
男性は湯船に浸かることを隠すケースもあるようなんです。
中国で今、極楽湯が進出して流行っているように、
アジア圏は文化が近いのでまだ可能性はありますが、
それでも自宅に湯船を設置する文化になるまでの道のりは遠そうですね。
時間はかかりますが、丁寧に取り組みたいです。
早坂教授)
1回自宅の湯船でリラックスする習慣をつけると病みつきになるんじゃないかと思うんですけどね(笑)。
東京オリンピックで日本に来た海外の方たちが、
日本で入浴文化に触れて自分の国に持ち帰るようなことがあっても良いんじゃないかと!
極楽湯みたいな所を突破口に良さが広まっていくかもしれませんよね。
私の大学の学生さんも、れみぱんさんのように「おふろ部」の活動を開始しました。
少しでもお風呂の良さが発信できればと期待しています!
れみぱん)
お~!新入部員たちの記事、期待大ですね!
未来のお風呂像について
早坂教授)
浴室では事故が多発していて、ヒートショック対策が緊急課題です。
車も安全面の性能が上がってきているんですが、
お風呂でもそういう機能がつくといいですね。
れみぱん)
たとえば、どんな機能があると安全性が高くなるでしょうか?
早坂教授)
具合の悪い人を早期発見できる機能なんかがあると、かなり効果的だと思います。
それから、ヒートショックを防ぐには脱衣所と湯船の温度差を縮めなくてはならないので、
最初はぬるめ、人が入るとだんだん温かくなっていくような機能で
安全かつ快適な温熱効果を得られる、というのはどうでしょう?
國井社長)
今回、みまもりで安心をサポートする給湯器を発売します。
ゆるやか浴機能と言いまして、人の入浴をセンサーで検知してから+2℃沸き上げ、設定温度に近づけるという機能があります。
早坂先生)
素晴らしいですね!お風呂での安全がもっと重視されて、みなさんへ伝わると良いですね。
れみぱん)
未来のハイテク風呂、入ってみたいです!
國井社長!よろしくお願いします!
お風呂の会社の年賀状って?
毎年國井社長は、ノーリツの社員6000人に直接年賀状を出されているんだとか!
「幸せ」がキーワードだという年賀状、
2017年のものを特別に見せていただきました。
最後にその年賀状をご紹介して、記事を締めくくりたいと思います。
おふろ、と言えばノーリツになろう。
「お風呂は人を幸せにする」
この言葉が創業の原点だから。いちばんを目指したいのです。
そして、誰よりも快適で安心なおふろの時間を届けたい、と思うのです。
おふろと聞いて、いちばんに思い出す会社に、なろう。
2017年、ノーリツは、ここからスタートします。
そして、社員すべてで新しい幸せをわかすために、歩みだしたいと思います。
さあ、いまこそ、失敗をおそれずチャレンジしよう。
あけましておめでとうございます。
社員の皆さん、そして、ご家族の皆さんにとっても、
新しい幸せが生まれる年でありますように。
日本でお風呂の研究が進み、お風呂の安全性が進むことで、
いつかお風呂の幸せ先進国として世界をリードする未来が見えた気がしました!
私もおふろ部員として今年も日本のお風呂文化を支えていきたいと思います♪
お2人とも、今回はお忙しい中お話を聴かせていただきありがとうございました!