この前まで半袖で過ごせていたのに、もう上着を着ないと寒いと感じる気温になってきて秋を感じております。
よく芸術の秋や、食欲の秋などよく○○の秋と言われることが多いですよね!
僕はその中でも読書の秋が一番当てはまりますね~
そんな読書の秋を満喫している僕がおふろで読んでほしい短編集を紹介します!
1.君にさよならを言わない(七月隆文)
この小説は今年の12月に映画化される『僕は明日、昨日の君とデートする』を書いた作者の2作目の小説です。
1冊を通して1つのストーリーとなっているのですが、1章ごとにストーリーは完結しているため、この章まで読む!と決めておふろに入ればのぼせる心配はないと思うのでおふろ読書に最適の1冊です!
また、読んでいて、自然と涙が出てきて、優しい気持ちになれて、生きるってなんだろう?と改めて考えるきっかけをくれる小説です。
2.木暮荘物語(三浦しをん)
現在アニメが放送されている『舟を編む』など多数の小説を書かれている三浦しをんの短編集です。
この小説は1つのぼろアパートでの出来事について書いてあり、ついつい自分もそのぼろアパートの住人になった気持ちで読んでしまう。そんな小説です。
また、「性」をテーマにした小説でありながら、おもわず笑ってしまうところや、涙がでそうになるところ、またとても考えさせられる場面がありと感情が揺さぶられる小説となっているため、通勤時に静かに読むよりも、おふろという一人の環境で笑うところは笑い、泣くところは泣く、考えるところはしっかり考えてみる、といったように自分の感情に素直になって読んでほしいと思ったためこの小説をおふろで読んでほしい本として選びました。
3.SHORT GAME〜あだち充が紡ぐ高校野球〜(あだち充)
ごめんなさい。最後だけ漫画です…笑
ただ、本を読むのは嫌いだけど漫画なら好きだよ!という方にもおふろ読書を体験してもらいたかったため漫画をあえて選びました!
もはや、説明不要の『タッチ』の作者であるあだち充の作品です!
どうせ、野球のことだけ書いているんでしょ?って思った方多いと思います。
ただ、僕からみたらこの本は高校野球については、全く書いてないと言っても過言ではないくらい野球については書かれていません。笑
書かれているのは、憧れのマネージャーとの恋、親たちが子供に託した夢などでテーマは高校野球なのですが、野球以外の部活に所属していた人でもあーこんなことあったなーと共感できる作品になっています。
あの時こうだったよなーとかみんな元気にしてるかな?など部活をしていた時の気持ちに戻れるそんな時間をおふろというリフレッシュできる環境で過ごしてほしなと思いこの漫画をおふろで読んでほしい小説として紹介しました。
いかがでしたか?
気になった本があって手に取っていただけたなら幸いです。
おふろでの読書はどうしても本に集中してしまってついつい長風呂になってしまうので、今回紹介したように短編集を読むことをお勧めします!
せっかくの読書の秋ですので、みなさん沢山の本を読んでみて下さいね!