みなさんこんにちは!おばたです(^○^)
皆さんお風呂は好きですか?僕は大好きです!
特にお風呂で本を読むのが大好きです!とてもリラックスできるのでおすすめですよ^ ^
でも気をつけないといけない点が・・・
お風呂で古事記(太安万侶が712年に編纂した日本最古の歴史書)という面白い本を読んでいたのですが、その本があまりに面白くて興奮した挙句、手から滑り落ちて水没させてしまいました( ´△`)
なのでお風呂で本を読むときはくれぐれも注意してくださいね!
ところでみなさんはお風呂の歴史について考えたことはありますか?
銭湯が登場したのが江戸時代ということを考えると、お風呂はさらに歴史が深そうですよね(u_u)
でも日本最古の歴史書である古事記まで辿ればお風呂のルーツが紐解けるかもしれません٩( ‘ω’ )و
そこで今回は僕が大好きな古事記からお風呂の歴史を読み解いていこうと思います!
1.世界の始まり
古事記における世界の始まりは混沌から始まります。
混沌から次々と神がお生まれになり、最後にお生まれになった神がイザナギとイザナミです。
2.国生み
イザナギとイザナミは次々と国を生み出し、日本列島を形成しました。
3.神生み
この二柱の神は、住居に関する神々、水に関する神々、大地に関する神々をお生みになりました。
しかし、イザナミが火の神であるヒノカグツチをお生みになった時に深刻な火傷を負い、その火傷が原因で命を落としてしまいます。
4.黄泉の国
イザナギはイザナミを連れ戻そうと、死後の世界である黄泉の国に向かいます。
しかしイザナミは、口にしてはいけない黄泉の国の食べ物を食べてしまったことで帰ることはできませんでした。そこで元いた国に帰れるように黄泉の国の神にお願いをしました。
そしてイザナミはイザナギに言いました。「お願いをしている間、自分の姿を見ないように」と。
しかしイザナギは愛するイザナミに会いたい欲を抑えられず、その約束を破ってしまいます。無残な姿を見られたイザナミは激怒し、二人は永遠に別れることになります。
5.禊
黄泉の国から帰ったイザナギは死者の国の穢れをなくすために禊をなさりました。
すると三貴子と呼ばれるアマテラス、ツクヨミ、スサノオがお生まれになったのでした。
穢れをなくすという禊が、汚れを落とすという衛生管理へと発展し、お風呂のルーツとなったのかもしれません(^^)
イザナミの件からもわかるように、古来から日本では水に浄化作用があると信じられてきました。
例えば、神社にある手水舎なんかも当てはまりますよね!
現代の日本人にお風呂好きが多いのはこの文化と関係しているのかもしれません(u_u)
そう思うとなんだか趣深いですよね♪
お風呂に対する別の見方があれば、楽しみ方も増えます!
これからもお風呂を楽しんでいきましょう٩( ‘ω’ )و