みなさんこんにちは!
段々と夏が近づき、暑くなってきましたね。
私はとても汗っかきなので、汗をかくとすぐにお風呂に入りたくなってしまいます(笑)
今の時代は、簡単にボタン1つでお風呂を沸かすことが出来ますが、電気やガスがない江戸時代ではどのようにお風呂に入っていたのか見てみたいと思います!
水不足?でも銭湯ブーム?
江戸は人口が多いのに対して水道が十分整っていなかったために、慢性的な水不足状態でした。
また、都市部の物価高の影響で薪代も高いという事情があり、町人が家に風呂を持つということはできませんでした。
さらに火事が多く、「火を使わない」ことが重要でしたので、裕福な商人たちの中にも、自宅に風呂をつくらず銭湯に通う人もいました。
普通の宿屋にも風呂はなく、宿泊客も銭湯に行くしかありません。
江戸時代は水道整備が整っていなかったため、自分の家にすらお風呂がなかったんですね!
それにより、みんなが銭湯に通い、自然と銭湯ブームになったのですね。
江戸の銭湯とは…?
江戸時代の銭湯と聞くと、「どうせ不衛生でしょ」「毎日入らないんじゃないの?」などと思う方もいるのではないのでしょうか?
実際に私も、この記事を書くまではそう思っていました。
ですが実際は、、、
実は、江戸の人たちはお風呂が大好きだったんです。その頻度は、仕事前に朝風呂、仕事終わりに夕風呂と少なくとも2回は入ったそうで、1日に4~5回入るなんてことも!
なんと、江戸時代の人々は現代の人よりも多く入浴するんですね!
とても驚きです!!!
また、当初の入浴料は8文(約120円)ほどだったそうです!
湯船ではなく〇〇〇!?
↑当時の銭湯
今までの紹介でみなさんは、普通の湯船がある銭湯を想像してませんでしたか?
実は、江戸時代初期の銭湯というのは現代の銭湯とは一味違うんです!!
当時の風呂は混浴で、現代のように湯船に入るものではなく、蒸し風呂です。現代風にいえばミストサウナのようなものです。
まだ湯を沸かしてつかるというような習慣は、ほとんどありませんでした。
時代とともに木の桶に湯をはってお湯につかる形式の銭湯が登場し、次第にそれが主流となっていきます。
当時の銭湯というのは湯船ではなく、蒸気浴だったんです!!!
現代で考えると、身体についた汚れがきちんと落ちている気になりませんよね…(笑)
しかし、しばらくすると当時の銭湯も現代の銭湯のように、水をためて沸かす、湯船スタイルになったそうです。
今回の記事で私自身、想像していた江戸時代のお風呂事情が覆されたのですが、みなさんはいかがだったでしょうか?
改めて、入りたいときにすぐに暖かいお風呂に入れる事は贅沢ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
もなみん
短くて5分、長くて2時間、その日の気分で入浴時間を変えている女子大生。 お風呂に入るときは、音楽をかけて大熱唱することが日課です。少しでも、皆さんの役に立つような記事を書いていけるように頑張ります!