8月に入って全国的に天気の悪い日が続いていますね…
天気が悪いと、体がだるかったり頭痛がしたりなんだか気分が乗らない……なんてことありませんか?
実はこれ気象病と呼ばれているんです!
そしてその気象病、なんと入浴法で改善できるんです!
気象病とは…
気象病とは、気圧の変化で自律神経が乱れることで起こる様々な体調不良のことを言います。気圧の変化が体に伝わり、交感神経が優位な状態になることで症状が現れるとされています。
主な症状としては、初めに言った身体のだるさや頭痛に加えて、めまいなども挙げられます。
どうして気象病が起こるの?
天気が悪い=気圧が低くなる、ということですよね!
人の身体はこういった変化に知らず知らず影響を受けています。
それがだるさや頭痛などといった形で現れてくるんです!
気圧が低くなることが多くなると、低気圧が人体の交感神経を過剰に刺激し、自律神経が乱れがちになります。そのことによって、だるさや頭痛、関節痛の悪化といった様々な体調不良が現れます。
つまり気象病は自律神経が乱れてしまうことが原因だということです。
また、実際に約6割の人が低気圧になった時に体調に変化を感じているというデータも出ています。
“だるい”が42%、”頭痛”が24%、”関節が痛む”が13%となり、体調に変化が現れたという回答は、合計で64%となりました。
私も雨の日に頭痛を感じるタイプで、梅雨の時期や悪天候が続くのはあまり好きじゃないんです…。
ただ、この気象病、気圧の変化が原因だと知って梅雨の時期だけだと気を抜いてはいけません!
なんといっても8月は台風の発生が1年を通して最も多い時期です。
みなさんが梅雨の時期に感じていたあのだるさは台風による気圧の変化でも起こりうるのです!
気象病に効くお風呂の3つのポイント
気象病によるだるさや頭痛を緩和させるためには乱れた自律神経を整えることが重要です。
対処法としては、
- ストレスをためないこと
- 適度な運動をする
- 体を冷やさないこと
- ゆっくりと入浴する
などが挙げられます。
その中でも私が一番オススメするのはゆっくりと入浴するです。
当たり前にしている入浴で気象病を緩和できるなんて一石二鳥!
よりリラックスできる入浴法の3つのポイントを紹介します!
1.お風呂の温度は40度以下
40度より高温なお風呂は交感神経をさらに刺激してしまう可能性があります。なので、40度以下のぬるめのお風呂で副交感神経の働きを高めてあげましょう!
2.15分間浸かる
リラックスのための入浴ですが、長風呂では逆にストレスになってしまうそうです。少しおでこが汗ばむくらいの15分を目安としていますが、のぼせやすい方はもう少し短くても大丈夫です☆
3.全身浴
お湯の水圧を受けることで血行の促進による疲労回復が見込めます。半身浴だと水圧を全身に均等に受けることができないので全身浴をオススメします!
40度以下のぬるめのお湯に浸かることで、交感神経の興奮を抑えることができ、同時にリラックスさせる神経である副交感神経を刺激することができます。また、ゆったりと全身浴をすることで、浮力によるリラックス効果も期待できます。
上記でも書いたように、熱いお風呂や無理な長風呂は逆に交感神経を刺激してしまうそうなので気を付けてくださいね!
私もこの入浴法で雨の日のだるさとおさらばしたいと思います☆
みなさんもこの3つのポイントをしっかりとおさえて気象病に負けずに夏を楽しみましょう!