私は常日頃将来家を作るとしたらどうする?と自問自答を繰り返しています。こんなソファ置くよね、こんな壁紙にするよね、こんなベッドで寝るよねと考えを巡らせ、夢のマイホームへ向けて着々と理想をつのらせています。
そして最後に考えるのが、そう、「おふろ」
おふろってすごく素敵な空間だと私は思うのです。こればっかりは1日の疲れを流すリラックス空間として妥協は許されません。
この際自分の好きなおふろを探し当てよう、ということで今回は私の完全オリジナルプレゼンツ、理想のおふろをどんどん紹介していきたいと思います。
まず初めにこちら どーん。
出典:猫足バスタブ.com
「猫足バスタブ」
いや、単純すぎて普通に引くわという人もいるかもしれません。皆さんも現実社会に浸っていてお疲れでしょうが、ここは王道タイプから攻め込んでいきましょう。
ヨーロピアンな雰囲気漂うこのバスタブは、丸みを帯びた曲線美に高級感を抱かせつつ、猫足という何とも言えぬキュートさも持ち合わせている。
選んだ要因は、完全に見た目。それしか私的にはありません。このバスタブに浸かっている自分はまるで洋画のシーンの一部みたい、と酔いしれるだけです。
ちなみに猫足バスタブは
追い焚き機能をつけることができません。また、硫黄分の含まれる入浴剤や温泉水を使用した場合、金属部分がさびる恐れがあるということです。
私の大好きな追い焚き機能は付けられないようです。ちょっとこれは悲しいですが、この世に完璧な人間はいなく、今も進化を続けているように、技術の進歩により猫足バスタブにも追い焚き機能が付いたものが出てくるのはそう遠くないのかもしれません。期待しましょう。
続いては、こちら。
「ジャグジー付きバス」
これさえ家に備え付けていれば、大抵のやつは黙らせることができます。
「今日はキャンドル焚いて、ゆっくりバスタイム〜」とInstagramに自己陶酔型投稿している人を見かけたら
こちらは「#Jacuzzi」とハッシュタグのみで投稿しましょう。「はて、これはなんと読むのかい?」と感じた日本人はハッシュタグをタップした先で、それは世界共通のジャグジーであることに気づくでしょう。ここはあくまでもポジティブでラフに見せかけた投稿で家庭にジャグジーがあることを見せつけ圧倒します。
これにより周りはあなたを「こいつは一味違う」といった目でみることになるでしょう。そして次の日からは、あまり仲良くなかった人々も遠巻きからあなたのことを意識し始めることでしょう。
さらなる上級者にはこちら
出典:HOUSECO
「自然と一体型バス」
何とも言えないこの開放感により、一瞬自分はアルプスの山脈に放たれた一匹の小鳥かと勘違いしそうにかるかもしれません。
窓の外は四季折々の顔を見せ、日々変わっていく景色を見ながらこれから始まる未来に思いを馳せる…。
なんて素晴らしいバスタイムでしょう。完全に勝ち組な匂いがしますね。
しかし、こんな大きな窓では誰かに見られるかもしれないしソワソワしてリラックスできません、という方はまだこの「自然と一体型バス」に入れるレベルに達していないので、一旦雨水で汚れを落として下さい。
そして、最後にこちら
出典:SUVACO
「温泉」
これさえあればあなたのQOL(Quality of Life 生活の質)は向上すること間違いなし。温泉に毎日入ることができるなんて、こんな贅沢なことはなかなかありません。
ここはザ・日本流、ニホンザルと一緒に温泉に入りたいですよね。ここまでやっておいてニホンザルと一緒に入らない方が割とサムいです。
しかしニホンザルと自宅の温泉に入るということは、ニホンザルをペットとして飼わなければなりません。
ニホンザルは飼育することができないわけではないです。
しかし、飼育には許可が必要であり、当たり前ですが合法的に入手された個体に限ります。
出典:生物モラトリアム
ここにもあるように、ニホンザルは手を尽くせば飼えるそうです。決して簡単な道のりではなさそうですが、その先にあるホッと一息できるおさるさんとの混浴タイム。どなたか温泉に一緒に入るために、ニホンザルを家族に迎え入れてください。
皆さんもニホンザルと自宅の温泉に浸かる。そんな幸せを必ずつかみとりたいですよね。
あとは温泉の湧きそうなところを見分ける目さえ持っていれば、もの凄く簡単。そこをひたすら掘るだけです。だから常日頃から温泉の源泉のありかを探し当てる訓練を積んでいくことが大切なんです。
私が日本地図に手をかざして、温泉の気をビリビリ感じるところにはだいたい温泉街、草津か湯布院があるので、恐らく私は温泉の源泉にビビッとくるタイプなんですね。(適当)
まぁ一般ピーポーの方々は、そんなこと言ってられないでしょうから
とりあえずバスロマン入れて、温泉気分味わっとこ。
出典:アース製薬
そう、今まで散々お金に糸目をつけない理想のお風呂探しをしてきましたが、結果我々はこうゆうことなのです。日々の疲れを癒すのはバスロマンが一番なのです。
私たちにはまだこんな理想のお風呂に毎日浸かることができるには到底及ばない、ただの一般ピーポーなのです。
そんな私たちにここぞとばかりに優しく微笑みかけてくるのがバスロマン。お湯の色がどぎづくなるイメージがありますが、あの緑色は、フォレストグリーンというそうですよ。(アース製薬HP参照)
フォレスト(森林)とは程遠いような気がしますが、皆さんもフォレストを感じながらバスロマンでリラックスしていきましょう。
いつか理想のお風呂を作り上げるために、とにかく温泉の源泉を見分ける目をさらに養っていかなければならないと痛感しましたね。
それでは、良いバスロマン生活を。