先日テレビを見ていると、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、公共施設などで使われる案内用の図記号を外国人にも分かりやすくするため、“温泉マーク”を変更する」といったニュースをしていました。

 


そこで今回は、意外と知らない“温泉マーク”の由来や歴史など、マニアックな情報をご紹介します。

 

温泉マークってどんなマーク…?!

皆さん、思い出せますか?

携帯の絵文字にもなっていますよね!

そうです!3本の湯気が立ったこのマークです!

onsenmark-1

このマークは、単なる地図記号というよりも、一目で温泉と分かるシンボルマークとして様々なところで使われています。

 

かつては「さかさくらげ」という隠語で呼ばれることもありましたが、50年ほど前に、旅館などに温泉マークを使うことが禁じられましたので、現在は純粋に温泉を表すマークとして定着しています。

出典:極楽湯

 

なぜ3本線なの?!

これは体にイイ温泉の入り方=湯に浸かる時間を示している、と言われています。

  • 一番左の線(1本目)…1回目の入浴は、5分程度とほどほどに
  • 真ん中の線(2本目)…2回目は8分程度じっくりと
  • 一番右の線(3本目)…最後は3分間程度サッと湯に浸かる

この入浴方法は、基礎体温の低下を防ぎ、体の芯まで温まるとされています。

真ん中の線だけ長いのにもきちんと意味があるんですね~!

出典:Rhythm (リズム)

 

どうやってできたの?!

群馬県安中市近郊の磯部温泉が「温泉マーク」発祥の地とされています。

 

群馬県にある磯部温泉は日本最古の温泉記号を使用した『温泉記号発祥の地』として磯部公園内にある赤城神社に記念碑が祀られている。

万治四年(1661年)、付近農民の土地争いを収めるため江戸幕府から出された『上野国碓氷群上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚』の添付図に温泉マークが2つ記されていたそうだ。これが日本の最古の温泉マークとされている。

出典:温泉マークの由来

 

磯部公園内赤城神社にある記念碑

出典:安中市

 

外国人がこのマークを見ると…

たいていの日本人は、温泉マークだと認識していますが、外国人には、「温かい料理(コーヒー?ラーメン?うどん?)」に見えるそうです。つまり、現在の表記では外国人に温かい料理を出す施設と解釈される恐れがあるそうです。

そこで、経済産業省は人の姿を入れたものに変更する検討を行っているそうです。

出典:日常

 

いかがでしたか?

今まで“温泉マーク”について特に注目して見てきませんでしたが、こうして調べてみると、マークひとつにも由来や古い歴史があって面白いですよね!

新しい記号に変わるとなると、日本人にとっては違和感がありますが、変わるにしても変わらないにしても、日本に来る多くの外国人の方に「温泉」など日本の良き文化を知ってもらえればいいな、と思います♪