長風呂をしたり、長時間洗い物をしたりすると、手や足の指が「しわしわにふやけた」という経験はありませんか?

長時間プールで泳いでいる時などもそうなることがありますよね~!

今回は、なぜその現象が起こるか徹底解明します!

 

皮膚がふやけるメカニズム!皮膚の構造と働き

 

私たちの皮膚は、何層も層が重なってできています。まず、一番外側の層は「角質層(角層)」と呼ばれるものです。そこから順に「顆粒層(かりゅうそう)」、「有棘層(ゆうきょくそう)」、「基底層(きていそう)」と続き、それぞれに役割があります。これらの層のうち、角質層と顆粒層はバリアゾーンと言われ、肌の水分を保持したり、外部から異物(ダニやホコリ、バイ菌、ハウスダストなど)が侵入するのを防ぐ役目があります。

出典:花王株式会社

 

しかし、角質層そのものは、死んだ細胞であり、水分を含むことができます。この角質層が水分をたっぷり含んで大きく膨らんだ状態が「ふやける」という状態です。

※角質層は膨張するけれど、その下の細胞は膨張しません。膨張した角質層は行き場を失い、角質層がぶつかり合うため、シワができるそうです。

出典:朝日新聞社インフォメーション

 

手のひらや足の裏だけがシワシワになるのは、他の体の部分に比べて角質層が厚くできており、その分たくさんの水分を吸収するからです。

老化によるシワの寄りとは違い、水分を吸ったことによって起こっているだけなので乾燥させれば元に戻るということになります。

 

そもそもなぜふやける必要があるの?

出典:CONNECTA – コネクタ

 

ヒトが進化するにつれ、手はさまざまな役割をこなすようになったといわれています。

大切な内側を守るためか、手の各質層は特に厚くなっているので、“ふやけ”も目立ちやすくなっています。

 

英国ニューカッスル大学の研究チームによると、この指のふやけは「進化的発生」によるものだという。滑りやすい場所で走ったり、川の中から食料を採取することができるようになるために身体が進化していった結果だというのだ。

水に濡れてしわができるのは手の指だけでなく、足の指も同様だ。足の指についても「湿った場所で走ったり歩いたりするときに、しわによって大地との摩擦が生じるように進化していった可能性がある」と論じている。

出典:ロケットニュース24

 

このように、手足がふやけることで、乾いている時よりも、水の中のものをつかんだり捕まえたり、濡れているところを走ることが容易になることも知られています。“ふやけ”という現象が起こるのは、人間が水際で食料をとるなどの行動がしやすいように変化したものではないか、といわれているそうです。

出典:ヘルスケア大学

 

ふやけやすい方は要注意!

 

指がふやけやすいのは、角質層が水を含みやすい状態になっているためです。つまり手荒れを起こして、必要以上に皮膚が乾燥したり、皮脂が足りないことで本来の角質層の保護作用が低下している可能性があります。

このような場合は、濡れた手はこまめにふく、ハンドクリームなどでこまめにお手入れするなどのケアをしてあげましょう!

出典:ガールズSlism

 

いかがでしたか?

普段当たり前に生活していますが、身体の仕組みって深くて面白いですよね!

 

私もお風呂に入るとすぐに手がふやけるため、よく「おばあちゃんの手」と言われます。

皮がむけてしまうまでいくと心配ですが、ふやけてすぐに元に戻るのであれば、心配する必要ありません!

 

今日もお風呂タイムを楽しみましょう~♪