こんにちは、最近涼しくなってきましたね!行楽の秋が近づいてきています。紅葉狩りをしながら温泉旅行なんて、いかがでしょうか。

でも交通費がかかっちゃう……とお悩みの皆さん!朗報です!交通費を賢く節約することができるのです。
今回ご紹介するのは3つの裏ワザ。

  1. 株主優待券
  2. 往復割引
  3. 乗車券の分割発券

全部聞いたことないよ(>_<)という方もご安心を。どれも簡単にできちゃうので是非お試しを。

 

 

①株主優待券:箱根・鬼怒川

 

株主優待で生活している桐谷さんがテレビで注目されたことで一躍知られるようになった「株主優待」。私鉄の株を持っていると、その会社の鉄道が全線乗り放題になる切符(全線乗車券)を株主優待品としてもらえます。
「でも、株なんて持ってないよ」と諦めるのはまだ早い!
金券ショップに行けば、たいていの私鉄株主優待券が売られています。時期や場所によっても値段は異なりますが、最初から最後まで乗り通せばモトが取れるような価格で売られています。

関東圏大手私鉄株主優待券の価格相場

金券ショップ通いの経験に基づき自分で作成。価格は時期や発売場所によって異なります。

 

 

東京から箱根に行くなら、小田急の株主優待券がお買い得!

箱根といえばたくさん旅館が立ち並ぶ大きな温泉街。箱根町によると、なんと「宿泊施設数、収容定員数、宿泊利用人員数のすべてで日本一」なんだそうです!保湿効果が期待できる塩化物泉や角質を落としてくれる酸性泉など泉質も様々。そしてもちろん、芦ノ湖や庭園などから眺める紅葉も外せません。

そんな箱根に行くには、小田原から箱根登山鉄道に乗るのが便利。しかし、JRで新宿から小田原まで移動すると1,490円もかかってしまいます。

ところが、小田急なら880円。さらに株主優待券ならば相場は600円程度ですから、株主優待券を使えば交通費はJRの半分以下になります

出典:箱根の温泉ガイド「箱ぴた」

浮いたお金で美味しいものを食べれば気分は最高ですね。株主優待券と特急券の組み合わせもできるので、新宿から箱根までロマンスカーでひとっ飛びなんてこともオトクにできちゃいます。特急料金は890円なので、株主優待券の値段と足して丁度JRの普通列車と同じ料金に。往復座って行けるのは魅力的ですね。

 

参考ページ

箱根ナビ「箱根十七湯ガイド」

 

 

日光・鬼怒川も東武の株主優待券がオトク!

紅葉の名所、日光・鬼怒川に行くときも株主優待券を使うと交通費の節約ができます。

浅草から鬼怒川温泉まで切符を買った場合1,550円かかってしまいますが、株主優待券は相場が900円なので、株主優待券を使えば650円程度の節約に。小田急と同じく特急料金を払えば特急に乗ることもできます。

竜頭の滝。出典:東武鉄道「日光地区 紅葉情報2016」

中禅寺湖。出典:東武鉄道「日光地区 紅葉情報2016」

日光の温泉としては、ニキビ対策に良い硫黄たっぷりのにごり湯が楽しめる湯本温泉などがあります。紅葉スポットは挙げたらキリがありませんが、有名どころではいろは坂、華厳の滝、竜頭の滝、中禅寺湖などなど。

鬼怒川温泉はお肌に優しいマイルドなアルカリ単純泉のお湯が楽しめます。秋ならではの栗が入った温泉まんじゅうを片手に温泉街を散策するのは素敵ですね。秋は暑すぎず寒すぎないので散策に最適の季節です。

 

 

 

②往復割引:乳頭温泉郷(秋田県)

紅葉を見ながら入る露天風呂は最高ですよね。秘湯感溢れる乳頭温泉郷は、ニキビ対策に良い硫黄泉やお肌に潤いを与えてくれる硫酸塩泉など、多彩な泉質の温泉が楽しめます。JR田沢湖駅からバスが出ているので安心です。

でも、新幹線で行こうとすると結構お金がかかってしまうのが気になるところ……そんなときは往復割引を活用してみましょう。

JRの乗車券は、片道の距離が601km以上の場合、往復の購入で運賃が1割引になります。

往復乗車券をご利用になる場合に、片道の営業キロが601キロ以上あれば、「ゆき」、「かえり」の運賃がそれぞれ1割引になります。

 

(出典:JR東日本「きっぷあれこれ」

東京‐田沢湖駅の往復運賃は17,920円。距離は600km未満です。そこで、往復割引が適用されるように切符を買う区間を伸ばしてみましょう。横浜から切符を買えば往復割引が適用されるので、1割引(端数切捨て)になって、往復17,280円になります。640円のオトクですね!

長く乗れて値段が安くなるので一石二鳥の裏ワザです。浮いたお金で駅弁を普段よりちょっと贅沢にするのはいかがでしょう。

田沢湖の紅葉。出典:田沢湖高原旅館組合

 

 

 

③乗車券の分割購入:鳴子温泉郷(宮城県)

乗車券は長く買うほどおトクになることが多いのですが、逆の場合もあります。短く買ったほうがオトクな時もあるのです。代表例が仙台から鳴子温泉の区間です。

鳴子峡は日本有数の紅葉スポット。渓谷に広がる紅葉は絶景です。そして、一帯に広がる鳴子温泉郷は、日本の10種類ある温泉のうち8種類を揃えた東日本一番の大温泉郷です。紅葉と温泉の組み合わせが期待できますね。

鳴子峡の紅葉。出典:東大温泉サークルOKRブログ『部室』

 

鳴子峡で紅葉を見るには、東京から仙台までは夜行バスを使い、仙台を朝の列車で出て鳴子峡に向かうと、時間を有効活用できます。東京‐仙台間はバスが充実しています。しかし仙台‐鳴子温泉間の普通列車の乗車券の運賃は1,660円、少しお高いのです。

ここで使える裏ワザが“分割発券”。乗車券を3つの区間に分けて購入すれば、運賃は1,530円に下がって130円のトクをするのです!(出典:乗車券分割プログラム

分割発券をする場合は、JR東日本の主な駅にある青い券売機(指定席券売機)で事前に買っておきましょう。青い券売機ではJR東日本のどの駅からの切符も購入できます。

途中下車して観光を楽しむ場合は、駅で降りるごとに買っても良いでしょう。仙台から鳴子温泉の乗車券を安く分割する場合の切れ目は、国府多賀城駅と有備館駅です。

国府多賀城駅前には東北歴史博物館がありますし、有備館駅前の旧有備館も伊達氏の教育の拠点として有名です。通して切符を買ってしまうと楽しめなかった東北の歴史をめぐる途中下車の旅も、分割発券でできるようになります。まさに一石二鳥ですね!

乗車券をどのように分割するとオトクになるかは、乗車券分割プログラムから調べられます。必ずしも分割したほうがいいという訳ではありませんし、分割する駅によって運賃が変わります。ちょっと高度な裏ワザでした。

 

 

 

まとめ:3つの裏ワザで賢く紅葉温泉旅!

 

紅葉シーズンの温泉旅行に使える交通費節約の裏ワザを3つご紹介しました。あらためて振り返ってみましょう。

  1. 東京近郊は株主優待券で私鉄を使うべし!
  2. 長距離を乗るなら往復割引、距離を伸ばしてでも使うべし!
  3. ちょっと高度な分割発券で途中下車と節約の一石二鳥を狙うべし!

紅葉を見ながら入る露天風呂は最高ですよね。僕も紅葉温泉旅の計画をしているところです。是非皆さんも賢くオトクに温泉旅行を楽しんでください。